Leonna's Anahori Journal
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2005年07月29日(金) |
RAIN@国立競技場 |
7/28、国立競技場でのプレマッチショーのことを書いていなかった。なので、あと出し。
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仕事を30分早く切り上げて会場へ。天気が良かったのは幸いだけど血圧は低く、耳の調子も悪い。フラフラと歩いて来て、着席した場所はカテゴリ2。アウェイ側(マンチェサイド。反対側は茨城軍団で真っ赤っか)。結構いい値段したけれど、ピッチまでの距離はそこそこ近いではないか。よしよし。
でもってここらへんの席というのはあまりサッカーに詳しい人は来ないようで、彼女と友だちと3、4人のグループで観戦に来た大学生が「マジ、ルーニー見てぇ〜」なんて大きな声で話しておりました。しかし、ふらふらなどと言いながら、何故私の右手に生ビールの大きな紙コップ。ふっ、習慣ってこわいわね。
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ジフンチャンがナップン・ナムジャ+イッツ・レイニングを演ったのは正面スタンド前のトラックのところで、真ん前ででも観てなかったらほとんど何だかわからないような感じだった。でもこの手のセレモニーってのは、だいたいがこういうもんだから。仕方ないよね。
国立は大きなスクリーンもあるし、双眼鏡も持っていたからジフンチャンの顔も一応は見られた。で、これ後出しで書いてるから余計にそう思うんだけど、この日のジフンチャンは歌手というより賓客顔してたように思う(コンサートのステージで見せた顔とは少し雰囲気が違ってた)。日本公演はまだこれからだし、そんなに疲れていなくて、きれいな可愛いらしい顔してました。実物見るのは初めてだったけど、想像してた通りだったのでホッとしました。
彼がダンスチームと一緒に出て来て歌い始めると「なんだよ、」とか「誰だよ。韓国人?」とかザワザワ。一般的にはまだまだ知名度は低く、こころない言葉(まさかこれ全部自分を観に来たとかって勘違いしてねーよな、とか)も聞こえてきたけれど、ま、そういうもんです世間って。別に気にもならなかったわ。
気にもならないどころか、私はいい気分で手拍子&レイン、ゴーレイン、のかけ声。あと韓国のひとが遣う「イェ、イェー」という合いの手(アルファベット噛み潰したみたいな独特の発音で)も忘れず。 え、酔っぱらってたのかって?いいえ、血圧低くたって、ひとりだって、素面でこれっくらいのこと、朝飯前よ。
もちろん小声で控えめに、ごくごく個人的に楽しんでたんだけど(だって私イッツ・レイニング大好きなんだもん。ノるなと言う方がムリ)そのうち周りの野郎どももジフンチャンのこと、なんにも言わなくなったわ。うふふん。
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つらかったのはむしろ、サッカーの試合が始まってから。着替えてきて(黒っぽいジャケットにノータイでシャツ&ジーンズ)ロイヤルボックスで観戦してるんだけど、最初のうちはいろんな人が訪ねてきて挨拶(お辞儀)したり、なにかプレゼント渡されたり、オバさまと一緒に写真撮ったりしてるの。で、ピッチ上の選手(試合)も気になるし、ロイヤルボックスでもなんだかガサゴソしてて気になるし。
しかも私の双眼鏡ではピッチを挟んで反対側のロイヤルボックス、遠すぎてはっきり見えない。辛うじてアレは間違いなくジフンチャンだとわかるのだけれど、顔の表情まではわからないの。こういうのが一番イライラする。なんか此処と彼処を隔てているのはピッチのように見えてピッチではない。この隔たりは実はマリアナ海溝よりも深いのだという気分になってね、嫌でした(笑)。
ところで、ジフンチャンは立っても腰掛けても、凄く姿勢が良いの。ピーンと緊張してる姿勢の良さではなくて、リラックスして椅子に掛けてても他の人とはシルエットが全然違う。とてもキチンとしてて、止ん事無いかんじ。ロイヤルボックスにおとなしく座ったきり少しも動かない。
で、そのノーブルな観戦っぷりにまた、なんとなくイライラさせられるんですわ。ほんと人間、ロイヤルボックスでなんかサッカー観るようになったらおしまいだぜ(←逆切れ・笑)。試合に集中したいのにままならず、見れば向こうはさっきから止ん事無いポーズ。あまりの辛さに、私叫びそうになりました。
チミ、もう帰ってくれないか! 自分で言うのもなんだけど、ひどーい!(笑)。ジフンチャンは途中、ハーフタイムで一度席を立ったけれど、後半始まるとまた席に着いて最後まで観戦。後半パク・チソン選手が途中交代で入ったときは2テンポくらい遅れて、温かい拍手(ちゃんと見とけよ)。ただし、チソンがニステルローイからの絶妙のバックパス(神業)をシュート、ばっちり外しちゃったところとキーパーと交錯して倒れた場面では、ほんの少し身を乗り出して見ていたようですが… 結 論: 二兎を追うものは、とっても疲れる。 でも、良い試合だったから満足です。ジフンチャン、お仕事してただけなのに、勝手なことばかり書いてゴメンナサイ。以上。(8月8日、記す)
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