Leonna's Anahori Journal
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2005年04月25日(月) |
ソウル(1)チョンダムのホテル |
今回の出張で泊まったのは江南(カンナム)のはしっこ、チョンダンドンにあるホテル。
カンナムはソウルのなかでも「都会の中の都会」的な場所。チョンダムドンはそのなかでも最も洗練された、いわば「ハイソな街」、だそうです。そういうあんまりチマリスには縁のなさそうな場所にわざわざ宿をとったのには理由があるのだけど…、その理由はいまは書かんとこ。
ここのエレベーターはガラス張りで、ハンガン(漢江=ソウルの真ん中を流れる川。パリにはセーヌ川、ソウルにはハンガン)を一望できるのが売り。客室からもハンガンが望めると聞いてはいたけれど、それはかなり上階のデラックスルームだけのことだと思っていたのです。ところが部屋へ入ってカーテンを開けてみてびっくり。うわぁ見えるよ、ハンガンの夜景が!
あこがれの漢江の夜景にうっとり。
-- このホテルには三泊したのだけど、最初の晩にマッサージ(按摩さん)をたのんだ。来てくれたのは全盲の女性。私の身体をさわるなり「痩せ過ぎです。ごはん食べていますか」。私がとても大食いであること、いまはちょっと弱ってるけど普段はウルサイくらい元気であることを告げると、「そうですか。元気ならヨカッタです」。
で、このオバサンが、職業柄とはいえすんごい馬鹿ヂカラでまいった。揉むだけじゃなくて節々をグリグリ押したり、筋をつかんだりするたびに痛くて痛くて。でも、それが言えなくてじーっと息をつめてガマンしてたの。これじゃ凝りがほぐれるわけないやね(笑)。途中、とうとうガマンできなくなってアイタタタタ…と言ったら、それから少し手加減してくれましたけれど。
結局、揉んでもらっている間とその直後はよかったんだけど、翌日になったら頭痛・倦怠感は復活してました。(私がこういうふうになったらカイロで骨から矯正しないとダメなのだ) でも、オバサンがマッサージを終えるときに日本語で言ってくれた「私は手がクスリです。身体、良くなるから大丈夫です」という言葉は本当にうれしくて、それは帰国するまでのあいだずっと私のココロに効いていました。
深夜までクルマの流れが絶えないチョンダムドンの十字路。とってもカンナムらしい眺めです。この道路の奥に高級ホテル群とコエックスセンターがある。
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