Leonna's Anahori Journal
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2004年07月29日(木) |
優雅で感傷的な金満軍団 |
ジェフユナイテッド市原×レアルマドリーの試合観て、うっとり。
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気温四十度の炎熱地獄で懸命にボールを追いかける日本代表の試合がつまらなくて、金満軍団の興行にうっとりなどと書いたら、なんという薄情な女だ(しかも馬鹿でミーハー)とののしられるかもしれませんが。でも、昨日の試合や、その前に行われた五輪代表の試合が面白かったかと訊かれれば「う〜ん…」と唸ってお茶を濁すしかないわけで…
そんな意気消沈気味の私だったのですが、今日はレアルマドリーの試合っぷりを観て久々に胸が高鳴りました。「ああ、そうだ、そうだった。サッカーってこういう優雅でスリリングなスポーツだったんだ」と再確認。
たしか高橋源一郎に『優雅で感傷的な日本野球』という小説があったと思うけれどレアルのサッカーって、まさに“優雅で感傷的”という感じ。 スター選手の顔かたち+個人技の質の高さは必然的に優雅さを発生させるし、常勝を義務づけられた者たちだけが漂わせる独特の雰囲気を感傷的と呼んで呼べないこともない(ま、フィーゴやラウールは元々少しメランコリックな顔つきをしているというのもありますが)。
でもって今日は、得点者も良かった。なにしろ、グティ(まるで金子國義の絵から抜け出した男の子がサッカーやってるみたいだグティは)、ラウール、ソラーリですから。思い返しただけで、幸福感がヒタヒタと…(うふ〜ん)
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