Leonna's Anahori Journal
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2004年07月05日(月) |
フェデラー全英二連覇 |
深夜まで心臓が痛くなるほど真剣に応援したかいあって、フェデラーが昨年に続きウィンブルドン二連覇を果たした。
しかし現金なものでフェデラーの勝利が決まると、とたんにロディックに対する賞賛の気持ちもわきあがってくるのだから可笑しい。
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私は闘志をうちに秘め、攻めているときも窮地に陥ったときも、比較的ポーカーフェイスでプレイする選手が好きだ。なんというか、そういうときのスポーツ選手ってとても色っぽいと思うのだけど。で、ロジャー・フェデラーというのはまさにそういうタイプ。(あとクエルテンなんかもこのタイプ)
一方のアンディ・ロディックは比較的「勝ったるでー!」が顔に出るタイプ。しかもそういうときの彼は観ている方もどうしたらいいのかわからなくなるくらい強い。この決勝も世界最速のサーブで押した第一セットはちょっと止められない感じだった。
しかし技術的な面で成長しつつあるロディックに対して、最高のコンディションとは言い難かったフェデラーが勝てたのは、かつて“天才肌だけれどムラっ気もある”と評された彼がメンタル面で大きく成長したからだろう。
試合後も、表彰式のときも腕組みをしたままのブレット・ギルバートコーチ(ロディックのコーチ)。当のロディックも含めて、相当くやしかったとみえる。 いずれにしても、見応えのある試合だった。今後もこの二人はランキングのトップを争ってしのぎを削るのだろう。楽しみだ。(フェデラーガンバレ) -- EUROが終わったので。
熱き血潮のギリシャサポーターの皆さんへ→「おめでとう!」
心中察するにあまりあるルイス・フィーゴ主将へ→「しかと見届けました」
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