Leonna's Anahori Journal
DiaryINDEX|past|will
2004年02月19日(木) |
ロスタイムでクボタツ |
なにが複雑だと言って、職場でジーコジャパンの勝利に賭けて勝ち、おごってもらった鍋焼きうどんを食べるときの気分。
でもさ、ほかにどうしようがあった? オマーンてプロリーグすらない国なんでしょ? GK以外は全員サッカー以外の職業を持っているっていうじゃない。 まさか日本の“負け”に賭けるわけにもいかないじゃないの。ねぇ?
--
日本×オマーン。 ロスタイムで久保の一発といえば、昨シーズン、マリノスが最終戦で磐田を破って完全優勝を果たした、あのときとまったく同じではないか。
だからあれは偶然じゃなかったと思うんだな、久保があのときあの場所にいたのは。ヴィエリ並みの嗅覚で、あの場所に張っていたんだと思う。
ポジショニングの他にもうひとつ久保が優れているのは、相手が最も嫌がるタイミングで打てること。日本人ストライカーって自分が最も上手く打てるタイミングをさがすでしょう。でもそれをやると、打つ側が態勢を整えてる間に、相手側も防御の態勢を整えてしまう。
サッカーは丁半博打じゃないんだから、防御側の人数が揃うまで待っている必要なんかない。にもかかわらず日本人FWは、ゴールのチャンスを狙いながらも「よござんすか、よござんすか」と周りにお伺いをたてているように見えて仕方がないのだ私には。
久保竜彦はこのあたりのタイミングの外し方が巧い。それで、カマイタチみたいなシュートが決まる。昨シーズンのマリノスで大活躍している久保をみたとき、これがトルシエ時代に、いつも不景気そうな顔でうつむいていた広島の大将と同一人物だろうかと我が目を疑った。そうして、にわかにクボタツファンになってしまった。
(ところで。FWではないけれど、中村俊輔の球離れの悪さ、アレはちょっとないのではないだろうか。毎回毎回、なにもあそこまで相手ディフェンダーに囲まれるまでドリブルして見せなくてもいいではないか。ワンタッチでパスを出せば)
--
そうか。そうしたら、あのうどんについては、クボタツ個人に感謝すればよいのだな。もしくは、久保の素晴らしいゴールを祝福する記念のうどん。
でもって、次、日本代表に賭けて負けたときには請求書を代表監督宛に送ればいいのだ。協会気付で。なっとくー。
|