Leonna's Anahori Journal
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2004年01月02日(金) 天皇杯

きのう。

天皇杯、セレッソ大阪×ジュビロ磐田を観に行く。

お天気が心配だったが、雨も降らなかったし、去年より温かくて観戦は楽だった。しかも今年はメインスタンド側(屋根あり部分)で、観客席の傾斜も緩やか。思ったよりピッチにも近くて観やすい席だった。試合は0−1で磐田の勝ち。得点者はグラウ。

グラウは、敵のゴールネットに近づけば近づくほど落ち着いているようにみえた。ペナルティエリアの中は“自分のエリア”、このなかへ入ったらこっちのものだと思っているのだろう。セリエでもプレミアでも、点のとれるストライカーはみんな同じだ。ゴール前は自分の場所、だから落ち着いている。あわてたりしない。

代表初ゴールが待たれる大久保は、あまりにも簡単に倒れすぎるのが気になる。マークが厳しいのはわかるけれども、もう少しボディバランスが良ければなぁと思う。南米へ行く前の高原もよく倒れたが、ボカで揉まれるうちに倒れなくなった。多分、倒れるひまを惜しんで蹴り込まなければレギュラーの地位を確保できなかったからなのだろう。

よく大久保はボディバランスが良いという意見をきくけれど、どうなんだろう。「重心が低くて負けず嫌いでときおり一瞬の輝きを見せる」というのとボディバランスが良いというのは、別のことなのではないだろうか。トラップや切り返しがあまりうまくないのも気になるし。

観ていると、大久保がボールを持つと会場が沸くんだけど、それが必ずしも熱い期待の表現とばかり言い切れないところが辛かった。大久保のハッスル(ときにラフ)プレーが面白くて笑ってる=沸いてるひとが多いのだ。実際私も「大久保ってオモシロイなー!」と思ったのだけれど(笑)。でもこれってあんまり良いことではないような気がするな。
 
試合そのものは去年よりもエキサイティングで面白かった。
グラウの千両役者ぶりはさすが。本当にチャーミングなひとだ。楽しませてもらいました。


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きょう。

横浜の父の家へお年始。
妹一家も来て、にぎやかに。

ねえ、初夢みた?と訊くと「覚えてなーい」「みたけど忘れちゃった」「なんだったっけ」等々、誰も覚えていない様子。

かくいう私も夢をみたかどうかさえ覚えていない。新年早々忘れられないようなコワい夢なんていうのよりはましだと思う。でもなんだか少しさびしい気分。
 
 
 
 


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