Leonna's Anahori Journal
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2003年07月07日(月) |
ウィンブルドンのフェデラー |
今年のウィンブルドン、ほとんど試合を見る暇もなくあれよあれよという間に終わってしまった。
わずかに男子シングルスの準決勝二試合だけはチラチラと観ることができたのだが、そこで驚いたことをいくつか。
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まず、長年アガシのコーチをつとめたブレット・ギルバートが、アンディ・ロディックのコーチになっていた。そうとは知らずにいた私、ロディック×フェデラーの試合開始前、ロディックのファミリーボックスに入るギルバート氏の映像に「あら、ロディックの試合観に来たのかしら」。その直後、解説者の話から真相を知ってドびっくり。
だって。アガシと言えばギルバートコーチ、だったもの。私の中ではもう二人でひとりみたいになってる。だから個人的にはかなり寂しい。彼(ギルバートコーチ)だけでもゴージャスな眺め、彼とシュテフ(グラフ。アガシの現パートナー)が揃えばまさに目の保養という、あのファミリーボックスをもう二度とみることがないのかと思うと。
次に驚いたのが、そのロディックを破り、決勝でフィリポゥシスに勝って優勝したフェデラーのテニス。 以前から“天才的なタッチ”と言われていたそうだけれど確かに。目にした瞬間、まわりの一切の音が消えたような気がした。残念ながら対ロディック戦の冒頭しか見られなかったのだけれど、これからは勝ち負けは度外視して、ただフェデラーのテニスをみるためだけでも彼の試合を観ようと思った。ショックだった。
最後に。驚いたというよりは笑ってしまったのだけれど。男子仏人プレーヤーってどうしてあんなにアッサリ負けちゃうんだろう。それもけっこういいところまで行っときながら。ピオリーン、アルノー、それからグロージャンと、ムッシュたちはみ〜んなそう。恐さってものがないんだよね。 でもって全員、テニスウェアを脱ぐといきなり粋で垢抜けたあんちゃんに早変わりするところまでおんなじ。まあ、そこがまた“らしく”て面白いと言えば言えるのだけど…
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