Leonna's Anahori Journal
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2003年05月16日(金) ベッカムに恋して

仕事を終えてから銀座へ映画『ベッカムに恋して』を観に行く。

この映画、もうずいぶん以前に特別鑑賞券を買ってあったのだが、昨夜ふと思い立ってネットで調べてみたら16日(つまり今日)が最終上映日だというではないか。あら大変、ベッカムに恋してでベックリ。(おもしろくない)

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主人公はイギリスに住むインド人の女の子。ベッカムの大ファンで、自分もベッカムのようなサッカー選手になりたいと思っている。実際、彼女はサッカーの才能に恵まれていて、相手選手を翻弄するドリブルの技術はなかなかのもの。

そして。その主人公が公園で草サッカーに興じる姿に目をとめ、女子サッカーチームへ誘うリーダー格の女子選手役を演じるのがウィノナ・ライダー。インド人の女の子も良かったけれど、このボーイッシュなティーンエイジャー役を演じるウィノナ・ライダーがとっても良かった。
最近私生活ではスキャンダルまみれであまり良いことのない彼女だけれど、こういう役をやらせると、ホント、最高に可愛い。

ウィノナは、ジム・ジャームッシュ監督『ナイト・オン・ザ・プラネット』で演じた可憐なタクシードライバー役も凄くよかったけれど、今度の女子サッカー選手役はあれと双璧じゃないかしらん。

あと、女子サッカーチームのコーチ役がジョナサン・リース・マイヤースって、『ベルベット・ゴールドマイン』でデビッド・ボウィもどきのグラムロックスターを演じた彼だった。相変わらず、すごーく痩せていた。


主人公の家族と親類縁者等、インド人が大勢出てくる映画だけに音楽にもインド風のアレンジが大胆に取り入れられていて、いつもの私だったら「カァ〜ッ、インドカレー食べたいッ」となるところだが、さすがに今回、その元気はなし。一週間べったり仕事だったし、明日も会社だし。

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あ、そうそう。
サッカーといえば今年のCL、決勝戦はユヴェントス×ミランに決まりましたね。CLファイナルが、デル・ピッポ対決。いったい誰がこんなことを予想し得たでありましょうか?

しかし、今季ユヴェントス大躍進の立て役者ネドヴェドは痛恨のカード累積で次は出場できないとか。
でもさ、こういう“誰かが欠けた”ときのユヴェントスって強いんだよね。

いずれにしても私はミランの応援はしない。もうこれ以上ガッカリさせられるのは御免だからね。
無難に「ユーヴェじゃないのぉ?」と言っておく。でもって、万が一ミランが勝ったら柱の影から顔半分覗かせながら泣く。
「おめでとう、シェヴァ、ピッポ、ガットゥーゾ…」かなんか呟きながら。(ガットゥーゾってところがシブいわけです)。
 
 


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