Leonna's Anahori Journal
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イラク攻撃で使ってみたのだそうだ。その名もヘルファイア(地獄の業火)。いやはやまったく、付けも付けたりこの名前…
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一日一回、必ずチェックするのがココ。 このミニマムの数字、私が草津へ行く前に初めてみたときはまだ2000を越していなかったと思うのだが…
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おとといサウジアラビアでおきた爆弾テロ。 パレスチナ問題の仲介役として中東を訪れ、ちょうどサウジにいたパウエル米国務長官は「やり方からみてアルカイダではないか」と即座にコメントした。
同じ自爆テロ(結果的に犯人も死傷)でもアルカイダのような組織が計画的に行うテロと、抑圧に耐えきれなくなった個人が他に方法を見いだせないまま死をもって訴える自爆では、その動機も目的も違っている。だから、犯行声明の有無ややり口から、犯人象や目的等を個別に把握することはとても大切なことだ。 そうでなければ私たちは、いとも簡単に“中東=テロリストの巣窟”という図式を自らの頭に刷り込んでしまう。
もちろんどんな背景や動機がなんであれ、自爆テロは“悪い”。しかしあのテロとこのテロが根本のところで同じか違うかというのは非常に大きな問題のはずだ。つまり、私が言いたいのはこういうことだ。 果たしてイラクは“テロ国家(もしくはテロ支援国家)”だったのだろうか?
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大量破壊兵器はみつからない。非道な独裁者は戦わずして逃げてしまった。アルカイダやビンラディンとの関係も特定できない。生物化学兵器で多くのクルド人を虐殺したと皆声高に叫ぶけれど、その時代にイラクを大々的に支援していたのは他ならぬ米国だったんじゃないのか?
イラクへの先制攻撃は、テロを叩くためというのが当初の理由だったはずだ。「テロ」「ジハード」「悪の枢軸」といった刺激的な言葉で国民の恐怖をあおって、イラク攻撃の諒解をとりつけてしまったブッシュと米国。 でも結果的に叩きのめされたのは、本当にテロリストたちだっただろうか?
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どうしてこの時期にパウエルがパレスチナ問題の仲裁で中東にいるのか。 どうしてこの時期に復興人道支援室のガーナーが解任されて、新しく文民行政官のブレマーがイラクへやってきたのか。
不謹慎な言葉かもしれないが、私はいま興味津々なのである。中東をわがもの顔で歩き回る米国人たちの行動から目が離せない。
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