Leonna's Anahori Journal
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2003年03月19日(水) サイバラ鳥頭

お昼に会社の食堂へ行ったら、TVでアメリカがイラク攻撃を開始したと報じていた。むー、やはりというか、ついにというべきか…

ところが、このニュースを聞いた同じテーブルの女性がやおら株価の話を始めたのにはビックリ。いつもディズニーランドの乗り物だの、パレードだのの話をしているお母さんが、いきなり、株価。(むーむーむーむー)

この若い(主婦で派遣ワーカーの)お母さん、恐らくわれわれ日本人が“エコノミック・アニマル”と呼ばれた時代を知らない世代だと思うのだが…
グッと突き上げてくる思いを押さえ込み、なんでもないような顔をして、静かーにお弁当を食べるチマリスでした。(むーむーむーむー)

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相も変わらず放課後の喫茶活動が続いております。
きのうモーツアルト、きょう麻布茶房。明日何処行くクルミとレオナ。

さて、その麻布茶房にて。
クルミ嬢、バッグからやおら一冊の本を取り出します。有名な西原りえぞう先生の(たしか)鳥頭紀行。それの(たしか)三冊目。りえぞう先生とそのオット氏とゲッツ板谷氏が、チベット行って、三人揃って頭丸めた写真が出てる本…

実は私、西原理恵子の本を読むのは初めてだったのですが。ダメだわやっぱり。キツイの、ツライの、ツヨ過ぎるの。あんなに、あんなに私生活を切り売りして成り立っている本、つらくって、アタシ読めない…、などと言いつつ、茶房で熟読すること一時間。

「なんならお貸ししましょうか。持って帰ってゆっくり読んでいいですよ」というクルミ嬢。その申し出を丁重に断って本を返したときには、肩はこり、後頭部にはしつこい鈍痛が居座っていた。

(でもあの花田紀凱ネタには笑ったけど)

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夜、クルミ嬢から下の画像が送られてきた。
以前話してくれた新宿駅から盗んできたアサーノのポスターの写真。壁一面を埋めるという特大ポスターの写真だ。
しかし、これをみて「フン、あたしを羨ましがらせようとしてるのねッ」などと微か(ほんの微かにだけども)思ってしまった私。これって、魂のサイバラ化、なんじゃないのか?

なんだかんだ言ったって三歩あるけばセンソーを忘れる、私も立派な鳥頭。
 
 










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