Leonna's Anahori Journal
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2003年02月21日(金) カルチョ、てんこ盛り

セリエA第21節の結果から。

キエーボ×インテル、2−1でキエーボ!インテルキラーといえばやっぱりキエーボなのだなあ。
チマリス、このキエーボのインテルに対する強さの秘密は、心がけにありとみた。まずキエーボの会長が大のインテリスタときている。それから監督のデルネッリさんも。でもってこれまでも二人揃って「インテルのようなチームと対戦できるのは大変光栄であり喜ばしいこと」なーんてことを言っている。今節の試合の前にはGKのルパテッリが「ヴィエリやバティストゥータのような選手と対戦できること自体が大きな悦びなんだ」と発言。精神面でのこういう謙虚さ、若々しさが良い結果を生んでいるのではないだろうか。(それとも一種のほめ殺しパワーなのか?)
なお、前節二試合の出場停止を言い渡されたバティストゥータ、裁定がくつがえりこの試合にスタメン出場。しかし一発レッドを食らったオカンに対するジャッジは覆らず、私は結局このオカン退場がインテルの敗北の原因につながったと思う。インテルは脇が大事なの、脇が。

パルマ×ユヴェントスは1−2でユヴェントス。こちらはキラーがキラーぶりを発揮できずに、パルマ、ホームで惜敗。
ナカータはずっと「こんなはずはない、このままでは終われない」と思い続けながら試合終了のホイッスルを聞いたのではないだろうか。しかもユーヴェの得点のうち1点はもとパルマFWのディバイオによるもの。悔しいよ、これは。
ディバイオは移籍してからすっかり顔つきが変わった。パルマ時代の“俺様”ぶりがプレーからも顔つきからも消えてしまった。デルピエロやトレゼゲ、ネドヴェドたちと一緒にプレーするってのはこういうことなんですね。

ミラン×ラツィオは2−2のドロー。この試合、とうとう途切れ途切れにしか観ることが出来なかったんだけれど、白熱した、凄く面白い試合だった(ようです)。
まずラツィオが前半に2点先取して、勝ったも同然の押せ押せムードに。ところが後半、ガットゥーゾに代わって入ったピッポ・インザギが大活躍。1ゴール、1アシストで同点に。コンディション、最高に良さそうでしたよピッポ!それにピッポに限らず後半の攻めをみたら、よくまあドローで済んだなと。とにかくもの凄い波状攻撃かましてました、ミラン。
結局2−2の引き分けではあったけれど、アンチェロッティ監督は選手達の健闘をほめたたたえたそうです。かたやラツィオにしてみれば“負けたも同然”の気分だったでしょうね。2点を先取しながら追いつかれたんですから。

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首位争い以外の試合も。

レッジーナ×コモ、4−1でレッジーナ。この試合は観ていないのですが。結果だけ見てもあきらかなのは、レッジーナ“大敗のあとは大爆発”の法則。三歩進んで二歩下がる作戦で降格圏脱出に挑戦中。

ローマ×ブレシア、0−0、スコアレスドロー。この試合も未見。
ですが、きくところによるとこの試合にはブレシアから今季ローマへ移籍して、連敗に怒ったローマファンにいきなりクルマを壊され、その後出場機会もほとんどないまま、冬の移籍シーズンにひっそりとまたブレシアへ戻っていったグアルディオラがスタメン出場したとか。(通称:壊され損のグアルディオラ)
あーあ。ここでローマに目にもの見せてやらなくて、どうするんだい、え、アンタ! ま、私がカッカしてもしようがないんですが(笑)

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欧州チャンピオンズリーグ、二次リーグの結果から。
イタリア勢はロコモティフ・モスクワに順当勝ちしたミラン以外は、みんな負けちゃったそうです。

特にバルセロナに3−0で負けたインテル。散々だったらしい。やっぱりエムレがいないとな…。
しかも、なんと。機能しないチームにブチ切れちゃったのか、レコバ君がバルセロナDFプジョルの顔面を踏んづけて今後CL三試合出場停止処分になったそうだ(んが〜!)

ユヴェントスは主力選手がみんなインフルエンザで倒れまして、マンUに2−1で負けてしまいました。リッピ監督は渋面で「イタリアには“泣く子と地頭とインフルエンザには勝てない”って有名なことわざがある」とコメントしたとか(冗談だよ)。

ローマ。バレンシアに0−1で負けちゃったローマ。しかもホームで負けちゃったローマ。もうコメントできない、私。
  
   


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