Leonna's Anahori Journal
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2003年02月04日(火) セリエA第19節

ロマー!連敗脱出!(笑)

ローマ×ボローニャ、3−1でローマの勝ち。久しぶりに見ましたなぁ、カペッロさんの両手突き上げて思う存分わめき散らすさまを。この監督さんはチームの調子の良いとき(ないしは勝っているとき)の方がうるさく発破をかけるのです。負けると静かになる。それで、最悪の状態のときには、腕組みして薄ら笑いを浮かべておりますが、こういうときは試合終了後がコワイのだそうな(笑)。

ローマの得点者はモンテッラ、デルヴェッキオ、カッサーノ。カッサーノがあまりにも簡単にゴールを決めてしまったのが、カペッロさんとしてみればちょいと頭の痛いところではありますが、とにかく今年はじめての勝ち点3。ここはひとつ盛大にロマー!(歓喜の雄叫び)ということで。

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ロマー!以外の試合結果も。

ピアチェンツァ×ブレシア、1−4でブレシア快勝。老いたりとはいえさすがバッジォ。1ゴール1アシストで、その非凡な才能を見せつけてくれました。

ミラン×モデナ、2−1でミラン。モデナ善戦するも結局ミラン。しかし勝敗に関係無くきらびやかなミラン。交代で出てきた選手がリヴァウド、トマソン、ピルロだよ。替えても替えても、選手でるでる。

パルマ×ウディネーゼは3−2でパルマ。ナカータ待望の今季3得点目。しかしあのムトゥのラストパス、ほんと、よく出してくれたなぁ!ナカタもあれは決めないとね。じゃないとまたパス出してもらえなくなっちゃうもん(笑)。ムトゥの「出そうかな、持ってようかな」という逡巡が終始ヒシヒシ伝わってくる、とっても面白い試合でありました。

そのパルマからやってきたボナッツォーリがいい感じで活躍中のレッジーナ。ホームでペルージャに3−1とまたまた快勝。ここらで降格ラインからグンッと浮上したいところ。次節はインテル、今度こそトルドから点とるどー。(すんません)

個人的にうれしかったのはトリノ×インテル(0−2)のインテル2点目。レコバのパスからオカンが得点したシーンが、もう最高にハッピーでした。マニフィコ、レコバ!印象の派手さではバティストゥータだけど、レコバのああいうプレイ(超絶ドリブル、そうきたかパス)を見ちゃうと、バティが平凡な選手に見えてくるもんね。
がんばれインテル脇役軍団。(ルシアーノは来なかったけれど)レコバ、エムレ、オカン、カロン、コンセイソン。私、あなたたちの味方です。

さて、気の毒だったのはキエーボのデルネッリ監督。冬の移籍市場締め切り5分前にマラッツィーナをローマにかっさらわれた上に、この19節も試合終了間際に同点弾をくらって、キエーボ×ラツィオは1−1のドロー。
非情の同点弾をかました男は、その名をディエゴ・シメオネと申します。これには温厚なデルネッリさんも“ちきしょー、あのオヤジー!なにがシメオネだシメサバみたいな顔しやがって”と思ったのに違いないのでございます(レオナ読心術)。

さて、気の毒を通り越して心配なのはユヴェントスのデルピエロ。アタランタに1−1で引き分けたのも痛いですが、なんとこの試合で全治5週間のケガ。アッタ〜。3月にはチャンピオンズリーグも再開するっていうのに…。なお今後5週間のあいだにユーヴェと対戦するセリエAのチームは、エンポリ、パルマ、コモ、インテル、ウディネーゼの五つ。トレゼゲ、ネドヴェド、ディ・バイオで、どこまでしのげるか…?
 
  


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