Leonna's Anahori Journal
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2002年10月19日(土) 安吾だった。

眼科にかかった帰り、大きな本屋に寄って温泉へ持っていく本を物色する。

今回は小説、そして荷物を軽くするために文庫本に的を絞って探した。しかし手にとってパラパラとめくってみると、どの本も重量ではなくて文章が軽い。なんとも薄味で表面的。探すほどに、日本語ってこんな事を書くために存在しているんだっけ、ちがうだろ、という気持ちになってくる。

別にこってりしている必要はないのだけれど、何気なく見えて実は栄養価が高いという、そういうヤツが理想なんだけどなあ…。それで結局買ったのが、坂口安吾。意外なようで手堅い選択。でもこれって何となく秋吉久美子ぽい感じがしませんか?いまさら安吾読む中年女(しかもわくわくしながら)なんて(笑)

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本屋に寄ったついでに山野楽器に寄ってトライセラトップスのニューアルバムも買ってきた。

今年はトライセラの『2020』が聴けていい年だったなーと言い切れる私。明日からツアー“FROM DUSK TILL DAWN”も始まるそうだ。年末、横浜か渋谷へ生の『2020』を聴きに出かけるとしよう。
  
  


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