Leonna's Anahori Journal
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2002年10月01日(火) 母帰る

台風が通過中です。

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おとといの夜、富山から帰りました。疲れたけれどホッとしています。
やっとお母さんを故郷へ連れていってあげることが出来ました。
29日は予報では雨だったのに、お天気に恵まれたのも幸運でした。

母の遺骨の一部は三十年近く前に亡くなった祖父のお骨のそばに、寄り添うようにちょこんと置かれました。“おとうさん子”だった母のために、そうしてあげてほしいと父が頼んだのです。
父は「礼子よかったね」と小さな白い箱に向かって声をかけていました。

そのあと、富山の親類縁者が集まってお酒と食事になりました。こういうのは苦手で今回もすごく気が重かったのですが、始まってみると、ひととき子供の頃の夏休みやお正月休みに逆戻りしたようななつかしい雰囲気。楽しく、かつ貴重な時間(みんな歳をとって実際あと何回こうして顔をあわせることができるかわからない)を過ごさせていただきました。

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そんなこんなで、終わってみれば、なかなか悪くない“母の帰郷”だった、とは思うのです。

でも…、でも、もう“鱈汁”だけは勘弁してほしいの(涙目で)。
28日から食事のたびに三回続けて、鱈汁・鱈汁・鱈汁。なんかもう、脇腹のあたりからヒレが生えてきそうな気さえする。ノーモア、タラジル。
   
   








28日、雨を引き連れて北陸本線を新潟県側から富山へ入る。
これはおそらく筒石から能生、浦本あたり。日本海には晴天より曇天が似合う。
  
  


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