本 第4回 世界の航空機100年物語 - 2004年05月20日(木) DATE タイトル 世界の航空機100年物語 出版社名 デル・プラド・ジャパン 出版年月 2004年5月20日創刊 税込価格 \980(創刊号のみ。以降¥1490) (要旨) ライト兄弟に始まる動力飛行機から最新のハイテク機まで、航空史に名を残した「傑作機」には、人とテクノロジーの壮絶なドラマがある。大空の夢を具体化したデル・プラド・ジャパンの「世界の航空機100年物語は、民間機の歴史や開発にまつわるエピソードを毎号、テーマ別に紹介する。航空機ファンでなくても、夢やロマンを体感できるアイテムに構成されている。小学生から高齢者まで"航空機版プロジェクトX"を堪能できそうだ。 (東柴@管理人REVIEW) 週刊リアルロボット、週刊ラジコンCAR、週刊タイタニック等、ポコポコと 雨後のタケノコの様に付録付き雑誌が創刊されている……そんな中、 旅客機ダイキャストモデル付き週刊雑誌がデル・プラドから遂に出た!? 飛行機模型好きとしては、採り上げない訳にはいかないでしょう。 グリコのおまけ、チョコエッグのフィギュア、ビックリマンシールと同じように、 デル・プラド、デアゴスティーニ等が出している週刊雑誌のキモは付いてくる付録 の出来ですよね(管理人はビックリマンチョコは大好物でしたが)。 なので、ここでは対象を付録の模型に絞って検証していきます。 創刊号ではコンコルドが選ばれていますが一般受けする良い機種選択だと思います。 私事で恐縮ですが管理人が小学生の頃、地元の長崎空港にコンコルドが飛んできて以来 飛行機好きになってしまった…そんな思い入れが非常に強い飛行機です。 個人的な想い、ウンチクを語りたい所ですが、それはそのうち飛行機部(クリック)の方で。 模型のスケールは1/350(写真上)なので1/400(写真下)よりも迫力がありますね。 只、旅客機模型の世界では殆ど1/400か1/500でスケールが統一されているので 模型コレクターとしては、それまで集めてきたモノと一緒に並べると整合性が ないのが難点ですが。 航空会社はブリティッシュ・エアウェイズ(以下BA)、 BAのシンプルなラインが入った旧塗装が格好良いです。 確かではないですが、1/400ではG社がBA、エールフランス両社の旅客機を模型化 する権利を独占していたはず。(細かい事を省くとコンコルドはこの二社のみの運行) この辺にわざわざ新たな金形を起こして1/350模型を作ったカラクリがあるのかも しれません。 とても頑丈に包装されているので、足が折れている、翼が取れている等の症状は まず無いと思いますが(書店に並ぶまでに至る過程で雑誌は割と乱暴に扱われるから少々心配) 各々比べてみると、塗装には若干個体差があるように見受けられました。 これら全てを総合しての結論は、\980でここまで出来てたら充分合格ラインに達しているのじゃないかと。 ただし、これは創刊号コンコルドだけに限った話。 次号は\1490になり、戦後唯一の国産旅客機YS-11(1/200スケール)。 これはまだ、プロジェクトXを見てたらギリギリわかるかな。 その後ボーイング307ストラトライナー、デハビランド・DH106コメット、ロッキード・スーパーコンステレーション… マニア以外には呪文にしか聞こえない機種が全75週続いていきます。 えーと、計算すると創刊号のみ\980で他74号が\1490だから… \980 + \1490x74 = \111240(税込み) …ぶべらッ 定期購読すると貰えるサトエリの『キューティーハニー』フィギュアに釣られると大変な事になるよ。 いくら飛行機模型好きの管理人でも、自分が本当に好きな機種のみを買うことになりそうです。 でもその買い方にも落とし穴があって、こういった週刊の付録付き雑誌はしばらく経って売れなくなると 書店買いきり扱いに変わってしまい予約した人しか買えなくなってしまうのだな。 下手すれば全巻出す前に休刊って場合もある。 (第七号で休刊した伝説の隔週刊タクシー・オブ・ザ・ワールド→ココをクリック) 少々話はズレータが、コンコルドを見て少しでも萌えたことがある方には是非とも購入して戴きたい。 そして、買ってくれた同士よ。深ーい飛行機模型の世界へようこそ。 オススメ度 ★★★☆☆ シバcafe在庫○ ...
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