2007年10月17日(水) 常務よりTEL

今の会社じゃござんせん。
前の会社です。
田舎のガス馬車会社ですが、田舎地区規模では最大級の。

ゆずとゆぅ、けぃを迎えに保育園に行っているときにかかってきたTEL。
内容は、「どうしてる?」だった。
群馬に戻ってこいよー。

電話は最後にその言葉で締めくくられていた。

正直嬉しかった。
最後は辞めたくて仕方なかった会社。
原因はさまざま。
けれど、おいらを必要としてくれていたのが良くわかった。

今の会社はだめだ。
お客ではなくみんな社長を見て仕事をしている。社長は会長を見て仕事している。
こんな会社じゃ先はない。
社長が大きなビジョンを持って、自分なりに目的を持って動かないと。
会長に叱られないために、一生懸命やっている社長。
50親父のやることじゃないだろう。

かつておいらが発した「昔いたところは良く見える」。
まさにその通りなんだろう。
けれど、今は昔いた会社が良く見えて仕方ない。
わざわざ悪いところを思い出して、群馬に帰りたい気持ちを抑える。

ひとつの目標、楓は看取った。
後は、バーちゃんを看取る。
その二つの目的を達すれば、今回の強引な帰省の本当の目的は終わる。
その先、どうなるのだろう。

家族が寝静まった今、ふっと考えてみた。


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彩葉 [MAIL]

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