2007年05月16日(水) 死と向き合う

愛犬楓が倒れた。
おそらく明日の晩を持つかどうか。
恐れていた別離の始まりか。

愛インコの死。
愛犬の死。
祖母の死。
父の死。
母の死。
姉の死。
そして、おいらの死。

おいらが死ぬとき、おいらの子どもたちは、おいらを見取ってくれるだろうか。
ゆずとおいら、どっちが先かわからないが、成長した子どもたちをみて、安心して逝きたい。

情けない親の元育てられたおいらたちの育てた子どもが、どこまで立派になるのか。
偉人になれというのではなく、人として最低限の痛みはわかっておけ。
そう教育していけるだろうか。
愛しい者がこの世を去るとき、泣ける人間になるだろうか。

群馬で感じていた、自分の手の届かないところでの死の始まりは避けられた。
後は、一つ一つを後悔しないようにこなしていくだけ。

瑠璃だけは看取れなかったのが、唯一の後悔だが。


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彩葉 [MAIL]

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