2006年12月10日(日) 戻ってきた愛車

今日、修理が終わって戻ってきたチェイサー。
修理に出している間も気持ちは揺れていた。
もう、出したほうがいいのじゃないか。
修理してもそれほどの期間乗れないんじゃないのか。

けど、帰ってきて乗ってみて、やっぱりこれしかない、と思った。
スピードを出したわけじゃない。
荒い運転をしたわけじゃない。
でも、ほんの少し走っただけで楽しかった。
車庫から出る姿を見て惚れ惚れした。
やっぱりこいつしかない。

おいらは、幼少の時分から、自分が本当にほしいものを買ってもらったことがなかった。
おもちゃにしろ、備品にしろ。
誕生日プレゼントにいたってはもってのほかだ。
おいらの要望はどこに。

いくつか自分のほしいものは買ったが、どこかに妥協が入った。
いつもどこかに不満を抱えていた。

三十年生きて、生まれて初めてすべて要望を満たしたものを買った。
それがあいつだった。
車への無知ゆえ、わけのわからないこともしてしまった。
その傷はボディに染み込んでいる。
けれど、それすらおいらを成長させてくれた証だった。

あと五年一緒にいられるかはわからない。
けど、それまで面倒見てくれな。


 < 過去  INDEX  未来 >
ご感想をどうぞ。




彩葉 [MAIL]

My追加