今日、ゆずの上司家族と遊んだ。 公園で飯を食いながら、お互いの子供の面倒を見た、という程度だけれども。
そこで話しているうちに、自分の中での不安が見えてきた。 最初は、働いていないことによる不安なのかと思っていた。 実際、それはそれで正解なのだろう。 でも、実際は、それとは別のあせりだということがわかってきた。
それは、今のおいらは『採用が決まってはいるが、いつまでその会社が待ってくれるかわからない』という状態がすごく不安定であると感じているのだ。 もちろん、担当の人には、一ヶ月前後遅れる旨は話してあるし、ゆずの退職日も伝えてあり、そこから引っ越して最短で働けるようにするという旨を話している。 当然向こうはそれに了承したから採用したわけ、だが……。
やはり、これはゆずの病院の上層部に対する苛立ちなんだろう。 一ヶ月以上前から話をしていて、なぜ話が遅々として進まないのだろうか。 挙句の果てに変な条件出してきやがって。
あまりだらだらやっていると内定が消滅してしまう。そうなると、二人とも職を失った状態で東京に放り出されることになる。 その最悪の状態を想像するからこそ、あせってしまうのだろう。
何とか、引越し後最短で入社する方法を考えている。 入社さえしてしまえば、雇用保険にも入れるし、社会保険にも入れる。給料だって入ってくる。 今は、それが失われてしまうかもしれないという恐怖が大きいのだ。 もちろん、おそらく杞憂だろう。 でも、怖いものは怖い。
今おいらが一番怖いものは、自分の気持ちのよりどころがなくなってしまうことなんだろうな。 給料が安いだの、仕事がきついだの。 そんなことは甘っちょろく思えるほどの漠然とした不安がここにある。
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