2006年02月10日(金) 過保護

今、スクール大型ガス馬車が運行されようとしている。

子どもが危ない。
町が危険だ。
自分が送れるものなら送りたいが、職場が許さないから、スクール大型ガス馬車を期待する。

子を持つ親の気持ちは、すごくよくわかる。
その一方で、その親の気持ちが子どもをだめにしているとも客観的に見て思う。
自転車の運転とかが顕著な例。
自分が気にしなくとも、周りが気にしてくれるから、いざ自分が一人で動いていると、周囲を気にしない。その結果、危険を招いて、相手が危険を回避してくれてもわからない。

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飛び出してきた自転車を怒鳴りつけたガス馬車御者がいた。
通常なら、すみません、といったり、うるせえこの野郎、といったり。何らかのアクションが返ってくるのが当然。
ところが、なぜ怒鳴られたのかの理由がわからなかったらしいのだ。
その怒鳴られた子どもは(中学生くらいかな?)首をかしげていたのだ。
自分がどうして変なおっさんに怒鳴られなきゃいけないのか。
ひょっとしたら、ヤヴァイ親父だと思ったかもしれない。

一瞬間違えば死んでいたかもしれない事実。
そして、それに気づくことの出来ない、中学生がいると言う事実。
全員が全員そうだとはいわない。
しかし、危機感が欠如している子どもは確かに増えている。

跋扈する変質者から身を守らなければならないため、親は手を打つ。
しかし、その親の行動が、子どもから危機感を奪う。

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おいらが思うに、結局しつけの問題なのだと思う。

うちの愛犬、かえで。
あの犬は、自分で飼い主たちの考えを理解し、それを踏まえて行動しようとする。

あるとき、かえでを載せた自転車が倒れたことがある。
考えないバカ犬なら、そのままパーッと逃げてしまうかもしれない。
しかし、かえではその瞬間飼い主の顔を見た。
自転車から少し離れて待つことで。
そのまま待つことを指示すると、綱をおいらが手にするまで動かない。
こっちによってこい、というと、そのまま寄ってくる。
先歩いてな、というと、こちらが姿が見えなくなるくらいまで先に歩いていて、後は待っている。

嘘のようだが本当の話。(正直、あそこまで頭がいいとは思わなかったもんね)
結局、犬が何かをしたとき、とにかく話をした。
『だめ』を教えて、なぜだめなのかを教えた。
わかるまで教えた。
その結果、考えるようになった。

ゆずっこのときもそうだ。おいらたちがつれてきた子どもだから、歓迎しなきゃいけない。
なので歓迎した。でも、ヤキモチも妬いた。
最高の犬じゃないっすか。飼い主バカ(−−;

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話がそれてしまったけど、要は、何でも無条件に親がやってあげることの問題を提起しているわけ。
その線引きは、その家庭の事情や親の指針によってもだいぶ異なるけど、やはりその線引きは必要。
実際の危機を親が回避してあげるとともに、その危機回避の意味を子に授けなければならない。
月並みな回答になってしまうけど、とにかく子どもとよく意思疎通をすること。
体をでかくする。
教育をつけてやる。
確かに必要かもしれない。
でも、それだけじゃない気がしてならない。

その方法はまだ見えてないけどね。何しろ子育ては初めてなもんで。
どうやっていこう。いまだ思案中。


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彩葉 [MAIL]

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