白。...... author 風梨
  透明銀狐/贅沢な言葉たちへ/優しい嘘ばかり言って。



何もないけど、ちょっとまめ知識みたいな。/2003年02月17日(月)

ええと、かれこれ、小説と呼ばれるような代物を書き始め八年ぐらいになるでしょうか。
元々本など読まない人種だった私ですが、突然書き始めたんですね。
といっても小学生の書くものなど本といえる代物になんかなってなく。
今でも親友としてお付き合いしてくれている人にですが当時、なってないといわれ喧嘩したこともありました。(本人は覚えていないでしょうけどね。
でも、まぁ、それでも諦めずにここまで書き続けてきた訳です。
今でも至らぬところの多々あるものですが、書き始めた当時よりは成長したと自信を持っていえます。(そりゃ小学生ですから。

と、まぁ今日はそんなことが語りたかったわけではなく。
私はプロットと言うものをあまり立てたことがないのです。
もちろん頭の中でこうしていこう、とは決めていくのですが。
文章に起こすと恥ずかしくてかけないのです。中学の時少し書こうとして挫折をしました。
プロットを立てる意味としてはきっと物語としてより緻密なものが書けるのでしょうが。
私は多分其れを気にして凝り固まった文を書いてしまうという。
ここがここに繋がってて、こことここは同じ意味で、ここのこの台詞は主人公のこうした感情を表している。
そんな計画性に満ちた文章。
・・・ここまできて、ふと気付く事はないでしょうか。
この作業は、義務教育として9年間続けてきた国語の授業と同じなんです。
高校に入っても、テストを考えて同じことを繰り返しています。
私は、国語の授業が嫌いです。(こういうと意外に思われるのですが。
こんなことをいくらやっても、物語を読めるようになんかならないと思う。
物語は解説書を読みながら読むものではないですからね。
そんなこんなで、プロットは書かなくなりました。
本当は、書かなくてはならないのだと思います。
特に物忘れの激しい私のような人は。(笑)
でも、小さい頃、絵描きさんが好きな言葉を言ってくださったのです。

「絵筆をキャンバスに載せてから、描きたいものを見つければ良い。」

その人が誰かも今になってはわかりません。もちろん会ったこともないです。
些細な言葉だったんでしょうが、ずっと私の中で色あせない言葉の一つになっています。
さっきも言ったように、私は頭の中でこうしていこう、とある程度決めてから、パソコン若しくは紙に向かいます。
しかし、何も考えずに冒頭を打ち始めることも、しばしばあります。
もちろん途中で終わってしまう話も多々ありますが、私はこうやって小説を書くほうが好きです。主人公の放っていく言葉で、主人公の人格やその後の展開が決まっていく。
書いている私にとって、先が見えないということは期待と楽しみとを与えてくれます。
書き出しの印象もこちらの方が強いような気がしますしね。(笑)
詩を書くときは、こっちのほうが全然多いです。
ありのままの文章を紡ぐには自然体のこの形が一番心地よく響いてきます。

そうそう、こんな私ですが、ちゃんと自分の知らないような専門事項や一般常識的なことは調べてから書き込むようにしています。
ある程度は事実に沿っていないと気が済みませんからね。
双子って昔は先に生まれたほうが弟だったんですが、今では後に生まれたほうが弟なんですね。(勉強になった)
私の周りには残念ながら双子の友達はいません。
双子だから特別って訳でもないでしょうがね。
なのでもしかしたら一般常識なのかもしれないこの事実。
人間色々調べなくては思わぬところに落とし穴があるものなのかも。
そんな私の今日得した情報は「フルハウスのミシェルちゃんは双子」ってことでした。
交互にやってるとか。ねっとで偶然知ったんですが。
なかなか考えるものですね。(笑)


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