バカ日記★ドトールのぬし。(画像更新)

寒い寒い。
今、買い物から帰ってきたところです。
買い物用の、布団並に綿の入ったコートを着て、ノーメイクで重い買い物袋を両手に持つ私は主婦そのもの。はは。
私は必ずと言っていい程、いつも行くスーパーで買い物した後、ドトールでロイヤルミルクティーを飲んでから帰るのですが、以前こちらの日記で書いたおばさんが、何故かいつもいるのですよね。
お店のお姉さんに仲よさげに話していた所をみると、どうやらこのドトールの「ぬし」らしいです。
で、今日も彼女はいたのです。
私は彼女の顔を知りません。
だけど、独特の塩から声で彼女とわかります。
そして、彼女はいつも怒っています。
いつだって静かなドトールで連れの女性と一緒に
「冗談じゃないわよ!そんな事で許されるわけないじゃないのよ!」
と塩から声を張り上げています。
ドトールは、私にとって、唯一ほんとに一人でほんとに何もする事がないという時間を持てる場所なのですよね。
家にいると、どれだけ暇でも、常に何かしてますから。
ボンヤリする時間というのは、なかなか貴重なのです。
ドトールに一人静かにたたずむ主婦が多いのは、きっと私と同じ理由からなのでしょう。
隣に座る人を認識しつつ、隣に座る人が男性なのか女性なのかも判別できないという場所。
隣の人が咳をする声を聞いて、初めて男性だと認識するような無関心さでいられるのです。
ところが、彼女はそうは行きません。
彼女の声は、いかにも
「みんな私の怒りを聞いてよ!」
と主張するような声なのです。
で、ついつい私はその声に耳を傾けてしまうのですが、いつも、彼女が何に対して怒っているのかは謎のまま。
でも、彼女は齢60程にして、とても生命力に満ち溢れているように見えるのです。
彼女はいつも不幸で、いつも何かに対して怒っていて、いつもそれを巻き散らしているけれど、とても元気なのです。
ガラス窓の向こうにはいろんな人が行きかっています。
寒空の下、幸せそうに階段に座っておしゃべりをする高校生カップル。
肩を落として、一人分の食事の入った買い物袋を持つ中年サラリーマン。
塾帰りの子供。
どんな人より、彼女はとても元気そうで、怒っているけれど、ある意味幸せそうです。





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無関心な空気漂うドトールで、彼女だけが、店中の人の耳を独り占めして演説。
私は、彼女を見るたび、何故だか元気が出るのです。


隊長メモ
・画像更新しました。↓
下ネタ御殿の庭に植えようと思います。
2004年02月10日(火)

エロバカ日誌☆ / リカ隊長

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