〜徒然なるままに〜
日々これ行き当たりばったり。
人生なるようにしかなりません。

それなりの努力は必要だけれども。

2006年08月12日(土) 煙草。

文字は白くなかった。
思い出した。



「唐突なんですが、おかん」

「・・・なに?」

「アタシの顔って、どうなの?」

「・・・・・・・・・・・・は?」

「面白い顔? 変? ふつー?」

「変ではないでしょ」

「じゃどーなの」

「・・・どうって・・・・・・」

「・・・・・・肉親には判断し難いか」



何でか分からんが、突然<自分の顔とか見た目って、世間的にどうなんだろう?>という疑問が思い浮かんだ。
本当に突然だった。
理由はよく分からない。

「かわいい」と「綺麗」なら綺麗がいいけど、本当はかっこいいが一番いい。(笑)


世間で言うかわいいってなんだろう。

いわゆる髪の毛くるくるでふわっとしてる女の子とかを言うんだろうか。
かえるだってかわいいぞ?


世間で言うキレイってなんだろう。

流行りのメイクとか服とか髪型とか、なの?
化粧を施したキレイって、アタシが思うキレイとは違う。





この人、どうしてこんなに綺麗なんだろう。





間近で見て、そう思った。

綺麗の質が全然違った。
あまりに違いすぎて、もはや羨ましいとかいう次元じゃなかった。
単なる表面ではなくて、もっと違う何かが綺麗なんだと思った。

ココロ?
たましい?

存在、そのもの。





厳密には「どうして私はこの人を見て綺麗だと感じるんだろう」が正しい。

世の中の不思議は不思議じゃない。
人が不思議だと感じるから、不思議なんだ。
この世で一番不思議なのは、人そのもの。

そういうこと。



この人になりたい訳じゃない。

この人のようになりたい、かもしれない。





所詮はないものねだりってやつなのかな。

人は誰でもこんな風に綺麗になれるのかな。
アタシにも出来るのかな。



で、アタシって、世間的にどうなの?

・・・第三者じゃなきゃ判断しづらいか。


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雪飛