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2006年10月29日(日) Jユース杯 ガンバ大阪戦 (H)

06年10月29日 (日) 14:00開始 清水エスパルス三保グラウンド
 Jユースサハラカップ2006 第14回Jリーグユース選手権大会 予選Eグループ
 対 ガンバ大阪ユース (H) ※45分ハーフ
 天候: 晴れ

▼試合展開

[前半]
清水エスパルスユース (〜42分)
 控え: 柴田、望月恭、江守、深澤、佐野孝、町田、山崎竜
−−−−−−−−長島−−−−−−−−
−−渥美−−岩本− 鍋田圭−佐野克 −
−−−−−−−−池田−−−−−−−−
−−小泉− 佐野諒 −前田−−神田−−
−−−−−−−−長沢−−−−−−−−

−−−−−−星原−−大塚−−−−−−
−−持留−−−−−−−−−− 池 −−
−−−−−−倉田−−安田−−−−−−
−−下平−−池田−−本田−− 原 −−
−−−−−−−−吉田−−−−−−−−
ガンバ大阪ユース

 17分、ガンバ、左サイドから持ち上がるLH持留が中央に入れたパスを、戻りながらLH神田がカット。しかし、自陣方向にこぼれ、結果として持留へのワンツーになってしまう。MFと連動してプレスを掛けにいっていたDFラインは容易には戻れず、CB岩本が追いつく前に持留がPA内で左クロス。ファーに遅れて飛び込んだFW星原が頭で押し込み、0−1

 35分、ガンバ、右サイドの攻撃をLH神田がLB佐野克と連動して奪うが、パスを受けたDH池田は出しどころなく、苦し紛れの縦パス。それを狙ってカットしたCH安田は池田の裏、神田が下がったスペースをするする持ち上がり、右45度25Mからループシュート。スピードはなかったが、見事にGK長島の意表を突き、0−2
 36分、ガンバ、波状攻撃。左サイドからドリブルとショートパスで逆サイドへ。そこで清水がカットするが、小さいクリアをCH倉田が拾うと、FW大塚にクサビを当ててパス&ゴー。MFがDFラインに吸収されていた清水はこの動きについていける選手がおらず、フリーでPA内に飛び出た倉田が確実に決める。0−3
 42分、清水、交代: 小泉→町田 (4-4-2: 佐野諒CH、前田RH、町田FW)
 44分、ガンバ、左サイドからの横パスを倉田が右アウトで右サイドに散らす。受けたRH池は縦に抜くと見せてLB佐野克を釣り、PA手前中央にマイナスに戻す。星原の放ったシュートはGK長島の正面だが、前に弾いたボールを安田が押し込み、0−4

ガンバ大阪     清水エスパルスユース
7(5) シュート 3(2) ×神田、○池田、○岩本
6(1) 右クロス 4(1) ×渥美、○佐諒、×渥美、×前田
3(1) 左クロス 0(0)
0(0) 右側CK 2(2) ○小泉、○小泉
3(0) 左側CK 0(0)
5(−)  犯OS  3(−) ・長沢、・長沢、・神田
4(0) ファウル 7(0) ・長沢、・岩本、・池田、・克彦、・神田、・神田、・佐諒


[後半]
清水エスパルスユース (13〜43分)
−−−−−−−−長島−−−−−−−−
−−渥美− 佐野克−鍋田圭 −江守−−
−−−−−−− 佐野諒 −−−−−−−
−−−−神田−−−−−−前田−−−−
−−− 山崎竜 −長沢−−町田−−−−

−−−−−−星原−−大塚−−−−−−
−−持留−−−−−−−−−− 池 −−
−−−−−−倉田−−安田−−−−−−
−−下平−−池田−−本田−− 原 −−
−−−−−−−−吉田−−−−−−−−
ガンバ大阪ユース

 HT、清水、交代: 岩本→江守 (佐野克CB、江守LB)
 03分、ガンバ、警告: 池
 13分、清水、交代: 池田→山崎竜 (4-3-3: 上記参照)
 20分、清水、警告: 町田
 21分、ガンバ、交代: 大塚→吉本
 32分、ガンバ、交代: 星原→鈴木
 34分、清水、警告: 山崎竜
 35分、ガンバ、交代: 下平→二戸
 40分、ガンバ、交代: 倉田→岡崎
 43分、清水、交代: 神田→佐野孝
 44分、ガンバ、警告: 安田

ガンバ大阪     清水エスパルスユース
7(1) シュート 8(4) ×池田、○長沢、○克彦、○前田、×町田、×長沢、○克彦、×竜男
4(1) 右クロス 3(1) ○渥美、×佐諒、×神田
1(0) 左クロス 5(2) ○江守、×江守、×町田、○江守、×佐諒
1(1) 右側CK 4(1) ○神田、×神田、×佐諒、×佐諒
0(0) 左側CK 1(0) ×神田
1(−)  犯OS  0(−)
11(4) ファウル 10(2) ・長沢、×渥美、・神田、×池田、・克彦、・町田、・長沢、・佐諒、・竜男、・町田


▼試合結果

清水エスパルスユース 0−4 ガンバ大阪ユース

 序盤の展開は拮抗。4-1-4-1というよりも、前田と佐野諒が交代で池田と同じ位置まで下がって守備する変則的な4-2-3-1で布陣した清水は、プレスの掛け合いで善戦する。攻めては縦に速い攻撃を繰り出し、8分にはロングボールをFW長沢が頭で後方に擦らし、OH佐野諒の右クロスに飛び込んだ長沢の背後でLH神田がヘッド (枠外)、27分にはLB佐野克の縦パスをカットして持ち上がったRB原から佐野克が奪い返し、原のいたスペースに出したパスでOH前田が抜ける。前田の横パスを長沢がポストで戻し、DH池田のミドルが炸裂するが、GK吉田が好セーヴ。
 しかし、ボールの奪い合いでは互角でも、奪った後の繋ぎ方で大きな差が出る。10分、FW星原のバックパスを池田がカットするが、ボールはDFライン裏の相手LH持留へとこぼれて、ガンバの初シュート。すると17分、似たようなミスから失点を犯してしまう。繋げないない展開では、空中戦を制し、地上戦でも確実なキープを見せる長沢すら前線で孤立。35分、繋ぎの縦パスをCH安田に奪われて失点すると、恐らく前半は中盤を厚くして守備を重視する清水のゲームプランは崩壊、チームはパニックに陥った。自分のポジションを捨てて、闇雲にボールホルダーへプレスを掛けに来る清水に対し、互角以上の運動量と鮮やかなボール回しで対抗したガンバは、次々と生まれるスペースを突き続けた。結果、前半最後の10分間で3失点、勝負は決した。

 後半は五分の競り合いで審判が清水側の笛を吹いてくれたこともあり、清水優勢の展開に。ドリブルを主体とするガンバだが、強引な突破をファウルに採られたため、攻撃手段はほぼミドルのみに限定された。清水は22分、安田のLH前田へのファウルから素早く逆サイドに繋ぎ、RB渥美のクロスを長沢がバックヘッド気味の巧みなヘッド。GKが掻き出して得た神田の右CKからファーで佐野克のボレー、GK弾いたボールを拾った長沢が後方に戻し、佐野克が短く繋いで前田のシュートは、DFが弾き返す。41分にRH神田の右クロスから右CK、佐野諒の1回目は跳ね返され、同サイドから2回目。ニアでクリアしたボールをファーの佐野克が頭で押し込もうとするが、これもGK吉田に阻まれた。後半スコアは動かず、0−4でタイムアップとなった。


▼選手寸評

[私撰MVP] 前田 陽平
[私撰MIP] 佐野 克彦、江守 純基
[相手方好印象選手] 倉田 秋


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ひかる。 @H.P. [MAIL]

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