2005年01月29日(土) |
JY: キンパラカップ 藤枝東FC戦 + 静岡学園中学戦 + JY (新中2) |
Jrユース 05年01月29日 (土) 09:30開始 磐田スポーツ交流の里 ゆめりあ 多目的グラウンド キンパラカップ 第20回 静岡県中学新人サッカー大会 (静岡県大会) 準決勝 対 藤枝東FC ※25分ハーフ 天候:曇ときどき雨
▼布陣 清水エスパルスJrユース: 藤枝東FC: −−−−−−鍋田−−前田−−−−−− −−−−−−吉田−−内藤−−−−−− − 佐野傑 −−−−−−−−−吉川−− −−−−−−−−村松−−−−−−−− −−−−−−杉山−−西澤−−−−−− − 大石翔−増田麻 −岩本−−渡辺−− −−曽根− 望月恭 −岩崎− 望月卓 − −−− 杉山洸−増田有 −岡谷−−−− −−−−−−−−柴田−−−−−−−− −−−−−−− 増田拓 −−−−−−− 交代:後半09分:佐野傑→横山 交代:後半09分:吉田→大石通 後半19分;鍋田 →池上
▼試合展開 [前半] 藤枝東 清水エスパルス 3(3) シュート 3(2) ○西澤、○前田、×佐傑 1(0) 右クロス 1(1) ○卓馬 2(1) 左クロス 3(0) ×佐傑、×佐傑、×曽根 1(0) 右側CK 2(0) ×杉山、×杉山 0(0) 左側CK 0(0) 2(−) 犯OS 0(−) 7(1) ファウル 3(1) ・佐傑、・恭平、×佐傑
[後半] 03分、清水、前田が左足トラップの右足ヒールで左へ流し、杉山のスルーパスに鍋田が右足で受けて反転左足ボレー、1−0 16分、藤枝、増田麻に警告 (ラフプレー)
藤枝東 清水エスパルス 1(1) シュート 9(2) ×鍋田、×前田、◎鍋田、×西澤、×前田、○杉山、×前田、×前田、×吉川 1(0) 右クロス 5(2) ×西澤、○卓馬、○卓馬、×杉山、×吉川 1(0) 左クロス 2(1) ○曽根、×?? 1(1) 右側CK 1(0) ×杉山 0(0) 左側CK 0(0) 1(−) 犯OS 0(−) 4(0) ファウル 2(0) ・曽根、・池上
藤枝東FCは、それまでの藤枝東高校サッカー部OBによるスクール活動を母体に、2002年に発足したNPO。昨年は早くもクラブ選手権 (U-15) 静岡県予選で優勝するなど、着実に成果を出している。エスパルスとはクラブユース新人戦で既に対戦し、その時は1−1の引き分け。このキンパラカップでは、中西部新人戦の決勝でエスパルス榛原にPK戦で敗れたものの、県予選リーグでジュビロ浜北・太陽FC・富士吉原中相手に3連勝を飾り、決勝トーナメントに駒を進めてきた。 試合は出足の鋭い藤枝東が、序盤の流れを掴む。藤枝東の中盤の流動的な動きを掴まえきれず、良い形でパスが前線に渡った際、守備陣が運動能力の勝負に脆さを見せた。だが、足下の技術で上回る清水は、藤枝東の運動量が落ちるにつれ支配率を徐々に回復。しかし、藤枝東もファウルも厭わぬ激しい守備を見せ、前半は五分で折り返した。後半は、清水が試合を支配。前田と鍋田とテクニックで先制した後も一方的に攻め立て、前田・吉川が決定的な場面を迎えるが、シュートの精度を欠く。GKのミスから危うい場面を作ることもあったが、相手のシュートをCKからの一本に抑え、決勝戦に駒を進めた。 なお、前田のダンスは相手に相当警戒されて自重気味。ジュビロカップから続いていた連続ゴールは、「9」で打ち止めとなった。
清水エスパルスJrユース 1−0 藤枝東FC
▼個人的好印象選手 鍋田亜人夢 (FW): 状況判断力とそれに応じた技術の幅を持つ。いかにもエリート、トレセン育ちの印象で完成度が高い。 望月 卓馬 (右SB): 奔放な吉川に対して攻守に非常に堅実。周囲と適切な距離を保ち、アーリークロスが実に正確だった。 渡辺 和也 (藤枝東・右WB): 主将。運動能力に恵まれた選手でまず守備が強固、幅広いポジションへと盛んに飛び込んだ。
Jrユース 05年01月29日 (土) 12:30開始 磐田スポーツ交流の里 ゆめりあ サッカーグラウンド キンパラカップ 第20回 静岡県中学新人サッカー大会 (静岡県大会) 決勝 対 静岡学園中学 ※25分ハーフ 天候:曇ときどき雨
▼布陣 清水エスパルスJrユース: 静岡学園中学: −−−−−−鍋田−−前田−−−−−− −−−−−−谷藤−−杉山−−−−−− − 佐野傑 −−−−−−−−−吉川−− −−−−−−−−城内−−−−−−−− −−−−−−杉山−−西澤−−−−−− − 山本聖 −太田− 朝比奈 −岩佐−− −−曽根− 望月恭 −岩崎− 望月卓 − −−−−油井− 山本太 −−鈴木−−−− −−−−−−−−柴田−−−−−−−− −−−−−−−−大原−−−−−−−− 交代:後半18分:西澤→横山 交代:なし
▼試合展開 [前半] 04分、静学、右に開いて受けた岩佐が斜めに切れ込み、馬力溢れる突破で曽根を千切ると、角度のない位置から決め、0−1 16分、静学、岩佐に警告 (ラフプレー) 24分、静学、29番に警告 (ラフプレー)
静岡学園 清水エスパルス 5(1) シュート 2(0) ×杉山、×前田 4(1) 右クロス 2(1) ×卓馬、○吉川 3(0) 左クロス 2(0) ×佐傑、×佐傑 2(0) 右側CK 0(0) 2(0) 左側CK 2(1) ×佐傑、○杉山 1(−) 犯OS 1(−) ・杉山 8(2) ファウル 2(1) ・鍋田、×佐傑
[後半] 20分、静学、3番に警告 (ラフプレー)
静岡学園 清水エスパルス 3(2) シュート 5(3) ○前田、×吉川、○杉山、○杉山、×吉川 2(0) 右クロス 3(2) ○卓馬、○卓馬、×吉川 0(0) 左クロス 3(2) ○佐傑、×曽根、○佐傑 1(0) 右側CK 0(0) 1(0) 左側CK 2(0) ×佐傑、×佐傑 0(−) 犯OS 1(−) ・佐傑 9(3) ファウル 4(0) ・前田、・鍋田、・岩崎、・西澤
静岡学園中は、この学年が創部2期生。だが、県内・東海を勝ち抜いてナイキプレミアカップに出場し、準決勝で広島に敗れたものの、全国4強の結果を残している。この大会は準決勝でジュビロ掛川を前半のうちに2−0で突き放し、そのままの点差で決勝に駒を進めた。エスパルスとは昨年のチームがふれあいカップで敗れており、そのリベンジ戦。どちらかと言うとエスパルスの方が小さすぎるのだが、静学は何人か175cm後半と目される選手がいる大きなチームである。中でも180cm近い10番・杉山健太は、U-14日本選抜にも選ばれた注目選手だ。 試合は静学がいきなり全開。得点後もスピードで勝る両WBが清水SBを押し込み、2トップも空中戦で清水CBに勝る。DFラインでの勝負では分が悪い清水も、中盤では互角以上に渡り合うが、静学はスライディングを多用する荒々しい守備で対抗。それでも後半になってスペースが空くと、足下の巧い清水が優位に。前田や西澤が中央で溜めてサイドに流す格好で好機を創るが、シュートミスやGKの好守に阻まれる。過熱気味の静学ベンチに対し、太田監督は「落ち着いて×5」と声を出すが、終盤は長いボールを静学の強力DFに跳ね返される格好となり、局面を打破しきれないまま敗戦した。
清水エスパルスJrユース 0−1 静岡学園中学
▼個人的好印象選手 西澤 郁 (CH): 身体的にも強く、競り合いに十分対抗できる。技術も勿論高く、加えて前田同様、独特のリズムを持つ。 杉山 一貴 (CH): 賢い選手で司令塔を担う。前田の引き寄せたDFの穴に飛び出す、攻撃参加も良い。後はシュート精度。
Jrユース (新中2) 05年01月29日 (土) 15:00開始 鈴与三保グラウンド Jrユースリーグ U-13 対 ヤマハジュビロ浜北 ※25分ハーフ 天候:曇ときどき雨
▼布陣 前半: 後半: −−−−−−関口−−櫻井−−−−−− −−−−−− 畑 −−大島−−−−−− −−大島−−−−−−−−−−石原−− −−西川−−−−−−−−−−加藤−− −−−−−−滝戸−−山田−−−−−− −−−−−−滝戸−−山田−−−−−− −−荒井−−山崎−−植野−−小澤−− −−荒井−−山崎−−植野−−石原−− −−−−−−−−長島−−−−−−−− −−−−−−−−長島−−−−−−−− 交代:後半00分:小澤→加藤、櫻井→西川、関口→畑
ヤマハジュビロ浜北: −−−−−−12−−11−−−−−− −−02−−−−−−−−−−09−− −−−−−−05−−18−−−−−− 交代;後半00分:18→13 (13を左SB、07をCH) −−07−−10−−14−−04−− 後半09分:07→06 −−−−−−−−01−−−−−−−− 09→03 (02を右SH、03を左SH)
▼試合展開 [前半] 03分、清水、滝戸左CKはクリア、再び滝戸の左クロスもクリア、拾った山田、右にステップからゴール左へミドル、1−0 18分、清水、石原が粘って得た右CKを自ら蹴ると、ニアの小澤が後ろ向きのままボレーでループ気味に流し込んで、2−0
浜北 清水エスパルス 0(0) シュート 10(6) ×滝戸、×櫻井、◎山田、○山田、○櫻井、×山田、○滝戸、×櫻井、○小澤、◎小澤 1(0) 右クロス 2(2) ○石原、○石原 0(0) 左クロス 1(0) ×滝戸 0(0) 右側CK 3(1) ×石原、×石原、◎石原 0(0) 左側CK 1(0) ×滝戸 1(−) 犯OS 1(−) ・大島 0(0) ファウル 0(0)
[後半] 10分、清水、大島を右SHに、加藤をFWにポジションチェンジ 14分、浜北、清水の低いゴールキックを右SB4番がカット、虚を突かれたDF陣をそのまま勢いで振り切って決め、2−1 24分、浜北、清水中央突破のカウンターから2対2、12番のパスから11番が植野の横からのチャージをいなして決め、2−2
浜北 清水エスパルス 6(4) シュート 4(1) ○山田、×加藤、×加藤、×加藤 1(0) 右クロス 6(1) ×植野、×石原、×加藤、○加藤、×大島、×石原 1(1) 左クロス 0(0) 0(0) 右側CK 0(0) 0(0) 左側CK 1(0) ×滝戸 0(−) 犯OS 1(−) ・西川 0(0) ファウル 1(0) ・畑
先日のフェルヴォール招待の決勝で敗れた、ヤマハジュビロ浜北との練習試合 (一応、Jrユースリーグ U-13という名前は付いているが、副審を本川と水野がやるぐらいなので、練習試合と言っても差し支えあるまい)。選手からも円陣の際、「リベンジだぞ!」という声が飛んでいた。フェルヴォール招待では主力選手が選抜か何かで不在だったが、今日は一つ上と交じってキンパラカップに参加した鍋田以外は参加。ただ、12時からもグランパスとの試合があったため、現状のベスト布陣という格好にはならなかった。それは浜北も同様だろう。 前半はもう一方的に清水。山田の見事なミドルで先制した後も、前線で関口と櫻井が賢いプレーで時間を稼ぎ、それに山田や時にはCBの山崎・植野も攻撃参加、その陰で滝戸が巧みにスペースを埋める。ただ、あまりサイドを使えず、中央からの強引な攻めが多いのが気になった。後半、一気に3選手を入れ替えると、加藤を使った右サイドの攻撃は見られるようになった一方、軽量級FWがいまひとつキープできない。にも関わらず両CHが前掛かりのため、CBとの間が空きすぎた。結果、相手に中央を縦に繋ぐ最短距離でカウンターを許すことになり、終了間際に追いつかれる口惜しい試合となった。
清水エスパルスJrユース 2−2 ヤマハジュビロ浜北
足下の巧い選手が揃う新中3チームとは逆に、新中2には運動能力の高い選手に恵まれ、スペースへの飛び出しが多い。その分、疲労が蓄積されるのも早いようだ。このあたり、上手く交流して化学反応を起こすと面白そう。
▼個人的好印象選手 櫻井 翔太 (FW): 場面に応じたプレーの選択と種類が豊富。鍋田と同様、トレセン育ちの良さを感じる賢いプレーヤー。 小澤 蓮 (右SB): 得点は「こんなキック持ってるの?」と驚いた。流れでは攻撃参加を自重しつつ、堅実に守れていた。
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