2004年02月29日(日) |
JY中2: 練習試合 ヤマハジュビロ浜北戦 |
04年2月28日12:35開始 鈴与三保グラウンド(エスパルス育成グラウンド) 練習試合 対 ヤマハジュビロ浜北(中2) ※25分×4本 天候:晴れ時々曇り
28日に行われたジュビロ浜北との練習試合。ユースの中日本から駆けつけたため見逃したが、新中3チームの対戦は、2−3で敗北したそうだ。実際に観戦したのは新中2チームの対戦。個人的には見るのが、初めてのチームだ。ナイキ全国大会は見に行くことも多いのだが、今年は清水も浜北も、クラブの部準決勝で敗退してしまった。 清水の方は、主力の前田・横山・曽根が中3チームに合流、狩野は怪我で出場せず。代わりに、新中3の小嶋・平井・古牧が加わった。浜北の方にもそうした入替があったかもしれないが、基本的にさなるカップの背番号のままだと思われる。ちなみに五十音順だ。こちらは、JFAエリートプログラムに参加経験のある小林・高瀬の他、町田が出場していない。ちなみに清水は、エリートプログラムとやらに、U-14/U-13の双方で、延べ参加人数ゼロ。 試合は25分×4分。共に延べ17名が出場した。
詳細はこちら → ぽけっとエスパルス
---【1本目】--- 清水エスパルス: ヤマハジュビロ浜北: −−−−−−池上−−古牧−−−−−− −−−−−−森田−−袴田−−−−−− −−小嶋−−−−−−−−−−西澤−− −−−−−−−−加藤−−−−−−−− −−−−−−平井−−深澤−−−−−− −−疋田−−中村−−越川−−井上−− − 佐野傑−岩崎広−望月恭−加瀬澤 − −−−−大澄−−早川−−山崎−−−− −−−−−−−−柴田−−−−−−−− −−−−−−−−鈴木−−−−−−−− ※名前が灰色の選手は3年生 交代:なし 交代:20分:山崎→平野
浜北 清水エスパルス 1(1) シュート 8(2) ×池上、×古牧、×深澤、×小嶋、○西澤、×池上、○池上、×西澤 0(0) 右クロス 5(1) ○??、×西澤、×平井、×加瀬、×西澤 0(0) 左クロス 4(2) ○池上、×小嶋、×小嶋、○小嶋 2(1) 右側CK 1(0) ×西澤 0(0) 左側CK 2(0) ×小嶋、×小嶋 0(−) 犯OS 2(−) ・池上、・池上 1(0) ファウル 0(0)
---【2本目】--- 清水エスパルス: ヤマハジュビロ浜北: −−−−− 佐野孝 −高橋−−−−−− −−−−−−森田−−袴田−−−−−− −−池上−−−−−−−−−−吉川−− −−−−−−−−加藤−−−−−−−− −−−−−−西澤− 望月卓 −−−−− −−疋田−−中村−−越川−−井上−− −−小嶋− 岩崎広−望月恭−加瀬澤 − −−−−大澄−−平野−−鈴木−−−− −−−−−−−−柴田−−−−−−−− −−−−−−−−鈴木−−−−−−−− ※名前が灰色の選手は3年生 交代:なし 交代:18分:加藤→内山雅
01分、清水、右サイド奥でキープする高橋が小さく戻すと、吉川が斜めにパスを入れる。PA右角の佐野孝が裏に抜けると、ワントラップからシュート。確実にファーに決め、1−0。
12分、清水、速攻から左CKを得る。蹴るのは池上。左足で速いボールをマイナスに入れると、ニアの高橋が反応し、他より二回りは小さい体で懸命にジャンプ。やっぱり届かない。が、浜北はそれに釣られてしまったのか、中央で待つ西澤がフリーになり、丁寧にボレーで合わせると、GKの反応が完全に遅れ、ゴール左に決まる。2−0。
浜北 清水エスパルス 2(0) シュート 6(3) ◎孝洋、○西澤、×吉川、◎西澤、×孝洋、×恭平 1(0) 右クロス 1(0) ×吉川 1(0) 左クロス 4(1) ○小嶋、×小嶋、×小嶋、×池上 0(0) 右側CK 0(0) 1(0) 左側CK 1(1) ◎池上 1(−) 犯OS 0(−) 3(1) ファウル 1(0) ・卓馬
---【3本目】--- 清水エスパルス: ヤマハジュビロ浜北: −−−−−−高橋−−古牧−−−−−− −−−−− 伊藤誓 −袴田−−−−−− − 杉山一 −−−−−−−− 佐野孝 − −−−−−−−−越川−−−−−−−− −−−−−−平井−−吉川−−−−−− − 内山雅 −中村−−早川− 内山博 − − 加瀬澤−岩崎広 −深澤− 望月卓 − −−−−大澄−−平野−− 條 −−−− −−−−−−− 望月景 −−−−−−− −−−−−−− 伊藤彰 −−−−−−− ※名前が灰色の選手は3年生
02分、清水、右サイドを抉った佐野孝が戻したボールを、古牧がクロスを送るが、ファーに流れてしまう。が、杉山一がフォローし、ゴールライン際でマイナスで折り返すと、ニアの高橋を通過し、中央に走り込んだ古牧がズドン。強烈なシュートがゴール上に突き刺さった。3−0。
浜北 清水エスパルス 3(3) シュート 10(3) ×孝洋、◎古牧、×孝洋、×一貴、×一貴、×古牧、×高橋、×平井 ○平井、○高橋 3(1) 右クロス 7(3) ○孝洋、○卓馬、×孝洋、○孝洋、×孝洋、×孝洋、×古牧 1(0) 左クロス 3(2) ◎一貴、○平井、×加瀬 0(0) 右側CK 2(0) ×一貴、×一貴 1(1) 左側CK 1(0) ×?? 0(−) 犯OS 0(−) 0(0) ファウル 1(0) ・吉川
---【4本目】--- 清水エスパルス: ヤマハジュビロ浜北: −−−−−−池上−−西澤−−−−−− −−−−−−森田− 伊藤誓 −−−−− − 佐野傑 −−−−−−−− 佐野孝 − −−−−−−−−加藤−−−−−−−− −−−−−−平井−−深澤−−−−−− − 内山雅 −中村−−疋田− 内山博 − −−小嶋−−古牧− 望月恭 −吉川−− −−−−井上−−平野−− 條 −−−− −−−−−−− 望月景 −−−−−−− −−−−−−− 伊藤彰 −−−−−−− ※名前が灰色の選手は3年生 交代:16分:深澤→高橋
05分、清水、右サイドの吉川から縦にパスが入ると、そこに流れてきた深澤が、マイナスに右クロスを送り込む。すると池上、自らの右に空いていたスペースへとウェーブの動きで走り、ボールとゴールを視野に入れて綺麗にファーに流し込んだ。4−0。
09分、清水、中盤左サイドで奪った池上、ルックアップすると、柔らかいミドルパスを最終ラインの裏へと、斜めに送り込む。それに反応したのは西澤、付いてきたCBを背中で押し退けて強引に突破、PA内でGKと1対1になると、急速方向転換で飛び込んできたGKを交わし、無人のゴールへと流し込んだ。5−0。
15分、浜北、長い縦パスが左サイドを狙ったボールにFW森田が反応、数的には不利だが、高い最終ラインの裏の豊富なスペースで前を見る。清水で応対するのは古牧、が、体を当ててきた森田に吹っ飛ばされる。GKと1対1になった森田は、GK望月景もスピードのままに抜き去り、ゴールへと流し込んだ。5−1。
24分、清水、自陣左サイドから一度、最終ラインに戻すと、古牧?が大きくロングフィード。この1発のパスで池上が逆サイドの裏に抜け出すと、右足を強烈に合わせる。GK伊藤彰が反応したが、なおも池上が左足で押し込んで、6−1。
ロスタイム、清水、先程と同じような展開。先程よりやや高い位置、中盤の底(平井?)からのダイアゴナルフィード1発で、池上が右サイドへと抜け出す。今度はDFも反応していたが、PA右角でマルセイユルーレット1発で置き去りに。ゴール右ポストあたりでGK/DFに飛び出されるが、そこでマルセイユルーレット2発目。GKも置き去りにした池上は、後はゴールにボールを押し込むだけだった。7−1。
浜北 清水エスパルス 4(3) シュート 9(8) ◎池上、○西澤、◎西澤、○平井、×孝洋、○高橋、○孝洋、◎池上 ◎池上 0(0) 右クロス 6(4) ×孝洋、○吉川、◎深澤、○吉川、○西澤、×孝洋 1(0) 左クロス 5(4) ○平井、○佐傑、○佐傑、○小嶋、×小嶋 1(1) 右側CK 1(0) ×深澤 0(0) 左側CK 1(0) ×西澤 0(−) 犯OS 0(−) 1(0) ファウル 0(0)
清水エスパルスJrユース 7−1 ヤマハジュビロ浜北 得点:2本目01分:清水・佐野孝洋(吉川涼太・スルーパス) 2本目12分:清水・西澤郁 (池上智視・左CK) 3本目02分:清水・古牧淳也(杉山一貴・左クロス) 4本目05分:清水・池上智視(深澤慶也・右クロス) 4本目09分:清水・西澤郁 (池上智視・スルーパス) 4本目15分:浜北・森田雄二 4本目24分:清水・池上智視(古牧淳也・ロングフィード) 4本目24分:清水・池上智視(平井正伸・ロングフィード)
[選手寸評(出生順)] 古牧 淳也 (1)FW (2)− (3)FW (4)CB デッカくてパワフル。特にキックのインパクトは強烈。 小嶋順一郎 (1)左SH (2)左SB (3)− (4)左SB 単独突破は苦手そうだが、正確なクロスを持つ。 平井 正伸 (1)CH (2)− (3)CH (4)CH 地味ながらリズムを変える能力があり、要所で輝く。
高橋 真登 (1)− (2)FW (3)FW (4)−→FW 小さくてもズルさと負けん気は譲らない。このタイプは伸びる。 佐野 傑 (1)左SB (2)− (3)− (4)左SH 動きの量と質に改善の余地。個人技には光るものがある。 望月 恭平 (1)CB (2)CB (3)− (4)CB 声を出せるDFリーダー。良いキックもあり、完成度が高い。 杉山 一貴 (1)− (2)− (3)左SH (4)− 自ら突破力もあるが、逆サイドの展開に合わせるのも巧い。 吉川 涼太 (1)− (2)右SH (3)CH (4)右SB 現時点では小粒ながら、よく動いて要所で繋ぎ役に。 深澤 慶也 (1)CH (2)− (3)CB (4)CH→− 1対1も強いが、読みに優れ、守備を落ち着かせる点が稀少。 西澤 郁 (1)右SH (2)CH (3)− (4)FW→CH 身体・判断・技術、全て水準以上。上で使うべき。MIP。 岩崎 広大 (1)CB (2)CB (3)CB (4)− 強力な1対1で、PAの手前に鉄壁を築いた。 望月 景旭 (1)− (2)− (3)GK (4)GK 柴田より小柄なGK。あまり出番なし。 望月 卓馬 (1)− (2)CH (3)右SB (4)− 安定した守備から、機を見た攻撃参加のできる大人の選手。 池上 智視 (1)FW (2)左SH (3)− (4)FW サイズとテクニックとセンスが揃う、穴のないFW。MVP。 佐野 孝洋 (1)− (2)FW (3)右SH (4)右SH 力と技を併せ持つ、自我の強いプレーヤー。私は嫌いじゃない。 柴田 直紀 (1)GK (2)GK (3)− (4)− 望月より大柄なGK。あまり出番なし。 加瀬澤 大 (1)右SB (2)右SB (3)左SB (4)− ひたすらダイレクトな、でもドリブラー。個人的素敵大賞。
誕生日バランスが懸念材料だが(出場した10/14人が4〜6月生。欠場した選手を含めると12/18)、少なくとも現時点は非常に強力なチーム。力で振り回すドリブルで何とかしてる選手が多く、そのあたりが成長するにつれ、どうなっていくか。考えられた動き出しはよく見られ、展開はまだ小さいものの、フィールドの縦幅や横幅を使う意識も高く、特に穴は感じなかった。
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