2004年01月26日(月) |
下部組織新体制 2004年度 |
公式HPより
--- ■清水エスパルス ユース、ジュニアユース スタッフ決定のお知らせ
清水エスパルス ユース、ジュニアユースのスタッフが下記の通り決定しましたのでお知らせいたします。
Youth Team Manager Norio TSUKITATE ユース監督 築舘 範男 1960. 4. 2 愛知県
Youth Team Coach Ryohei KOIKE ユースコーチ 小池 良平 1980. 8.24 静岡県
Jr. Youth Team(U-15)Manager Shinichiro KATO ジュニアユース(U-15)監督 加藤 慎一郎 1968. 4.17 静岡県
Jr. Youth Team(U-14)Manager Takamitsu OTA ジュニアユース(U-14)監督 太田 貴光 1970. 7.19 静岡県
Jr. Youth Team(U-13)Manager Jun IWASHITA ジュニアユース(U-13)監督 岩下 潤 1973. 4. 8 静岡県
GK Coach Kazuhiro KOSO GKコーチ(新任) 高祖 和弘 1959. 3. 6 佐賀県
Trainer Kenichiro SAWANO トレーナー 澤野 健一郎 1972. 4.24 静岡県
--- 中原氏のトップGKコーチ昇格に伴う変動の他は、全く昨年と同じ顔ぶれとなりました。3人が学年ごとに監督を務めているJrユースでも、選手の進級と共に持ち上がるのではなく、岩下→太田→加藤と選手を引き継いでいくようです。もっとも、学校ではなくプロクラブの下部組織ですから、選手の実力次第で、いつでも下級生は上のチームに昇格できます。例えば、昨年の高円宮杯では、1年生の前田・横山・柴田が登録されてますし、3年前の同大会では、篠田悠輔が実際に大会へ出場しています。
中原氏は、00年に下部組織のGKコーチに就任すると、鶴田・浅山・山本海と、4年間で3人の選手をトップに送り込みました。彼ら以外にも、86年組の風間が元U-14NTC、87年組の前田がU-16日本代表、88年組の山崎晃は協会のGKキャンプに呼ばれるなど、安定して確かな実績を遂げており、それが評価されての昇格でしょう。試合前のアップなどを見ても、時に冗談を交えてフレンドリーに、時に厳しい言葉で激しく、選手に接する態度には見るべきものがあります。また、現役引退直後ということで、キックの質も良く、優れたGKコーチになることと期待します。年上の真田の指導は、大変そうですが。 一方、新任の高祖氏ですが、その実績は、一下部組織のGKコーチのものではありません。鳥栖の監督(当然、S級ライセンス所持)として、00年には過去、そして現在も最高位の6位の成績を残し、翌年にはクラブの社長就任の打診を受けながら、それを拝辞して、清水の強化部門入りしました。GKコーチとしても、ガンバ大阪時代に、本並・岡中・都築と、3人の日本代表GKの指導歴を誇ります(J開幕前を含めれば、もっといるかも)。清水の2年間では、高校生・大学生のスカウトを担当しながら、満足な結果を残せなかったわけですが、人には適正というものがあり、氏の実績を損ねるものではないでしょう。中原氏の後釜に高祖氏が就任するとは、正直、吃驚しましたが、氏にとっても現場は3年振り(GKコーチとしては7年振り)であり、改めてその才腕を振るうことを、期待します。
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