2001年06月17日(日) |
クラブ選手権 東海予選 名古屋グランパスエイト戦 |
01年6月17日13:00開始 豊田市運動公園球技場 第25回日本クラブユース選手権(U-18)大会 東海大会 準決勝 対 名古屋グランパスエイト
▼布陣 −−−−−長沼−−仁科−−−−−
−−−−−深澤−−浩太−−−−−
−拓也−−−−渡邊−−−−日高−
−−−高山−−高柳−−天野−−−
−−−−−−−海人−−−−−−−
交代:後半28分:天野→河合、後半35分:長沼→阿部
名古屋グランパスエイト:
−−−−−平林−−曽根原−−−−
−−−北本−−神丸−−富岡−−−
−−−−−−−山口−−−−−−−
−深谷−−松田−−伊藤−−森敬−
−−−−−−−森美−−−−−−−
交代:後半18分:森敬→望月、後半35分:深谷→森賢
▼試合展開 試合はいきなり動く。開始早々3分、左CK。清水DFが集中を欠いている間に素早くリスタートした名古屋、ショートコーナーで戻されたボールを神丸が再び受けると角度のない位置からシュート。曽根原がブラインドになった影響もあり、これが入ってしまう。0−1。 いきなりの失点で動揺する清水だが、名古屋もこれで安心したわけではなかった。13分、何でもないロングボールに名古屋DFが譲り合い、それを斜め横から仁科がかっさらい、そのままゴールに流し込む。仁科得意の得点パターン(笑)が出て、唐突に同点に。1−1。 これで漸く試合は落ち着く。清水は平林の体を張ったプレーを止められず、ポストプレーから曽根原や神丸のドリブルを許すが、高山と渡邊が対人動作の巧さを見せる。危ない場面は、36分に3列目の山口の攻め上がりに深澤・浩太の対応が緩慢で、一気にシュートまで行かれたシーンぐらい。攻めでは、深澤の対角線フィードから日高・拓也の両サイドの走力を活かす恒例の展開が主体だが、こちらも名古屋DFが粘り強い守備で最後の一線を破らせない。特に清水の右サイド、日高の力強い突破と隙を突いて攻め上がる深谷の攻防は見応えがあった。
しかし後半。清水は中盤のフォローの速さと厚みで名古屋を上回る。10分、左サイドでボール奪取に成功した高山が攻め上がると、そのまま前方にフィード。拓也の外に深澤が回り込み、フリーでクロス。仁科が得意のボレーで合わせ、逆転に成功する。2−1。 以後、名古屋もセットプレーから山口や神丸の正確なキックでゴールに迫るが、所詮単発。渡邊・浩太が前から激しいプレスで奪うと少ないタッチでシュートに繋げる一方、深澤の優雅なキープからのサイドチェンジでアクセントを加える。両サイドで完全に有利に立った清水は34分、拓也が切れ込んだところを引っ掛けられてPK。エースの長沼がこれを決めて、試合をクローズした。後はサイドに流れてのボールキープで時間を稼ぎ、試合終了。全国への切符を手に入れた。
▼試合結果 清水エスパルスユース 3−1 名古屋グランパスエイトユースユース 得点:前半03分:名古屋・神丸洋一 前半13分:清水 ・仁科克英(なし) 後半10分:清水 ・仁科克英(深沢良輔) 後半34分:清水 ・長沼圭 (PK)
|