猫の瞑想
目次|前へ|次へ
オットの同僚が出るというのでゴスペル・コンサートを聴きに行った。 ゴスペルは神を称える歌ではあるが、クラシカルなミサやレクイエムと違い、 身体を大きく動かしたり手拍子を打ちながら歌うことが多い。 そしてそれは全然けしからんことではなく、神への祈りらしい。 ノリのいい曲が始まると観客も大きく手拍子を始める。 この一体感がゴスペルの楽しいところかもしれない。 ところでこの手拍子をしていると嫌でも気づいてしまう。 自分はなんとリズム感がないのだろう。 ステージ上のコーラスはもちろん、観客にも結構身体全体でリズムを感じている人がいて、 その差は歴然としてしまう。 そんなこと気にせず楽しむのが本来の姿勢だと思うが、 どうしても周りが気になる日本人であった。
ニューヨーク観光2002年4月完結編をアップしました。
|