猫の瞑想
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ESLで抜粋を読んだテネシー・ウィリアムズの戯曲「欲望という名の電車」の映画がテレビで放映されたので見た。 主演はヴィヴィアン・リーとマーロン・ブランド。 原作を読んでいたときのイメージよりもマーロン・ブランド演じるスタンリーが若くてビックリしたが、考えてみればそのほうがヴィヴィアン・リー演じるブランシュとの対比がより鮮明になるというものか。 内容は原作を読んだとき同様わかりにくかったが、映像なのでニュー・オーリンズの下町の感じがわかった。 でも原作を読んでいなかったら見る気にはちょっとなれなかったと思う。 感情移入できるほど登場人物の置かれた立場が近しくないし、なんと言っても暗い話なのだ。 何年か経って見ると、また違う感想を持つかもしれない、とも思った。
ニューヨーク観光〜2002年4月第2弾をアップしました。
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