猫の瞑想
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自由の女神が立つリバティー島に渡るフェリーは、エリス島にも立ち寄る。 エリス島には移民博物館がある。 ここはなかなか面白いのだが、博物館として生まれかわる経緯も興味深かった。 移民局としての機能を終え閉鎖されてからしばらくの間放置されていたが、 訪問できるようにしたところ思いのほか多くの人が押し寄せた。 しかしきちんと改装するための資金を寄付などで集めようとしたが足りず、 壁に名前を刻むサービスで募金したら大成功したそうだ。 博物館のコンピュータでは移民者の名前を検索できる。 お祖父さんや曾お祖父さんの代で移民してきたアメリカ人には興味深いに違いない。
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