猫の瞑想
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2002年02月12日(火) きれい好き

猫の舌には細かい突起があり、舐められるとザラザラしている。
これがブラシの役割をして、毎日全身身づくろいするので、
手間がかからない。
しかしさすがに季節の変わり目は毛が生えかわるので、
抱くと洋服に毛が付いたりした。
ブラッシングでは毛がふわふわ舞うので掃除機を使おうとすると
怒って逃げた。

どうも猫は掃除機が苦手のようだ。
あの大きな音がキライなのだろうか。
母が部屋に掃除機をかけ始めると、途端にタンスの上に駆け上がり、
終わるまでじっと上から様子を窺っていたこともあったようだ。
ホースにじゃれつかれるよりは、邪魔にならずにいいのかもしれない。

これも聞いた話だが、ある冬の寒い日、
風呂場から猫の叫び声が聞こえ、
行ってみると浴槽の蓋が落ちて湯船につかり、
びしょぬれの猫が洗い場にいたそうだ。
どうやら暖かいお風呂の蓋の上に乗っかっていたところ、
蓋ごと落ちて、慌てて飛び出したらしい。
それ以来お風呂場には近寄らなくなったそうだ。


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