よもやま日記

2013年02月02日(土) 宮城へ行ってきました その2

旅行二日目はこの旅行のメインです。
登米市にある石ノ森章太郎ふるさと記念館で行われている竹宮先生の特別企画展。
その最終日のトークショー&サイン会に行くのが最大の目的でした。
仙台駅前の高速バスに乗り場にて待ち合わせる約束を籐佳さんとし、5時半にモーニングコールとケータイのアラームをかけて1時頃就寝。
そしたら2時、3時、4時に目が覚めました…。
絶対に寝過ごせない!とは思ってたけど、ここまで…(^^;)
軽く朝食をとってホテルを出ると、雪はしんしんと降っており、路面は昨日に増して真白でした。
雪の中多少迷いつつバス停に到着。
すると「雪で高速道路が封鎖されたため、高速バスは始発から運休します」との張り紙が!
マジですか!(@@;)
予告なく再開しますともあるけど、雪が止む気配がな〜い〜。
籐佳さんと合流し、ともかく電車で行く事にしました。

雪や人身事故の影響で遅れつつも、1時間以上かかってなんとか無事に石越駅に到着。
石越駅はSuikaが使えないとは聞いていましたが、まず改札自体がありませんでした。(びっくり)
改札がなくて出入り口がガラス戸なのは、寒い地方だからなのかな?
そこでやはりふるさと記念館に行こうとしているKさんという方と声を掛け合い、3人でタクシーに乗りました。
というか雪でタクシーも大繁盛で、連絡しても少々時間がかかったんですが。
それでも開館前の9時15分ごろには、ふるさと記念館に無事到着しました。
ソルジャー・ブルーvvの大きな看板が立ってたり、009のモニュメントがあったりで嬉しい〜v
記念館ではもう既に、トークショーが目的のファンの皆さんが列を作ってました。
この雪の中よくぞまあ…。
9時半に開場になりましたが、チケットとともに受け取れたトークショーの番号は41番でした。
よかったよかった〜(^^)
トークショーは100名まででしたが、10時頃にはチケットはなくなってしまったそうです。
まず入ったエントランスには、外よりももっと大きなソルジャー・ブルーのポスターがv
そしてその横の壁には、今回先生が5点書き下ろしされた色紙の、「地球へ…」の色紙(複製)が飾られていました。
撮影OKでしたので、後でバシバシ撮影しまくりましたv

まずは竹宮先生の特別企画展へ。
原画ダッシュですけど、それでも素晴らしすぎる…!
初期の作品から最近の作品まで、いろんな作品がずらり。
今回は額に入っておらず、大きなアクリルフレームの中にマグネットで作品を留められてました。
おかげで普通なら印刷に出ないとこまで見える〜v
風と木の歌や地球へ…はもちろん、天馬の一族やブライトの憂鬱、イズァローン伝説やファラオの墓、Juneの表紙などなど。
私はやっぱり地球へ…のコーナーをガン見してました。
「継がれる星」「匿れた庇護」の額で隠れた部分も見れて、ほんのちょっとなんですが、ジョミーやマツカの手〜vとか思ってました。
あと2012年ぼんぼり祭りの絵もあったのですが「意志ある者へ」とのタイトルがつけられていました。

会場の一角のガラスケースには、竹宮先生に贈られた表彰状や、先生を特集された雑誌。今まで描かれた色紙、そして今回書き下ろしの生色紙もありましたv
トークショーも目的ですが、この生色紙が見たかった…!
5枚の内訳は風木のセルジュ&ジルベール、地球へ…のジョミー&ブルー、イズァローン伝説のティオキア&ルキシュ、私を月につれてって!のダン&ニナ、天馬の血族の主人公の少女&脇の男性キャラ(すみません…)でした。
来場者は一人一枚、この色紙の抽選に申し込めるんですが、もちろん地球にしました。(外れたけどね!)
70年代に描かれた色紙は、すごい変色してましたが、それでもこうして保管されているのがすごいです。
ステーション時代のキースの色紙などもあり、初めてみましたv
会場には風木の巨大タペストリーが飾られてたり、テレビが置いてあって展示以外の作品の映像も流れてました。

その後は常設展示の石ノ森先生のコーナーへ。
009やキカイダーや、懐かしい作品がいっぱいでしたv
愛用の品とか、トキワ荘の部屋も再現されてました。
アニメ化や特撮化された作品も多いので、映像コーナーも充実してました。

外へ出ると、この日は記念館の方でいろんな催しをされてて、その一環で豚汁と玉こんにゃくをいただきました。
寒い中で食べる豚汁は格別でした…!

ふるさと記念館の後は、お隣の石ノ森先生の生家へ。
どなたかのペン字の展覧会が開催されてました。
生家は震災で一部壊れちゃったそうなんですが、今は綺麗に修復されてました。
石ノ森先生は当時としては珍しく、既に自室を持っていらしたとか、ご兄弟のお話とか。
生家の横の小川が、ふるさと記念館で流されているアニメのモデルだとか。
運よく係員の方にいろんな石ノ森先生のお話を聞けて、楽しかったですv

さて、豚汁と玉こんはいただきましたが、まだまだお腹には空きがありました。
籐佳さんから周辺の食糧事情の悪さを聞いていたので、やはりこの日記念館が催された餅つきバイキングなるものに顔を出してみました。
ふるさと記念館と生家の間にある建物で、漫画教室や凧作り教室と一緒に餅バイキング〜!
(後で知ったんですが、1月は石ノ森先生の誕生日&命日があるので、こうした催しをしたのだとか)
一人一皿がせいぜいかな〜と思いつつ行ってみたら、バイキングというだけあって一人何皿でもOK。やったあ!
お餅もお雑煮、納豆、桜エビと大根おろし、エゴマ、ツナ?、ずんだ、ほうれん草…とたくさんの種類が!
籐佳さんとKさんと一緒に嬉々としてお餅をいただきました。あんまり美味しかったので3皿半(お餅7個)食べてしまいました。

しかしトークショー開始の14時半まではまだまだ時間がある。
なのでふるさと記念館の石ノ森先生の作品が座って読めるコーナーに行き、がっつり漫画を読む事にしました。
私はギルガメッシュ全4巻を読み始めました。
3巻まで読んだのですが、14時頃になって既にエントランスにはトークショーの用意が出来て、参加者は皆椅子に座っているのに籐佳さんが気が付いてくれました。
慌てて行ってなんとか席は確保しましたが、ギルガメッシュは最後まで読めませんでした。

つづく









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