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2009年08月03日(月) ■ |
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物部日記・セレモニーとカーニバル |
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僕は農学部の出でして、実習で牛の世話なんぞもしていました。
で、年に一回、授業の中で石碑の前に立って祈る時間があるんです。 研究の為、食用のために殺す肉牛達の魂を慰める時間。大事なことです。 神主さん呼んできて、祝詞をよむ間、僕達は静かに黙っています。
儀式が始まる前に、神主さんは祭というものについてお話をしてくださいました。 曰く、「世の中にはセレモニーとしても祭とカーニバルとしての祭があります。今回のこれはセレモニーですね。皆さんはカーニバルの方がなじみ深いとは思いますけれど、こういうのは両方あるから大事なのです。しっかり祈ってください」
いい大人は、いい言葉を用いるもんです。
閑話休題
そうして考えると、セレモニーもカーニバルも、生きている人のための祭。 だからこそ、どっちも生きている人間が頑張らなければならない。 今年の夏も高知市中心でよさこい祭してます。いい祭になればいいな。
その分、墓参り行けよおめーら。 もちろん、僕も。
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