
|
 |
| 2006年06月05日(月) ■ |
 |
| 物部日記・ことばのからくり |
 |
これは父さんに出されたことのある質問だ。
「太平洋のどこかにうそつき島がある。そこにすんでいる島民はみな嘘吐きで質問にはかならず逆のことしか答えない。ある探検家がうそつき島を探して、海の真ん中にある島にたどりついた。しかし、そこが嘘吐き島なのか、普通の人間の島なのかはわからない。さて、島民にどんな質問をすればそこがうそつき島と証明できるだろうか」
よくある問題である。これはどういう種類の学問になるのか知らないけれど私にもわかっているのは、二択を迫る質問では証明できないということ。 例えば「この島はうそつき島ですか?」という質問にはそうであってもそうでなくても「NO」という答えが返ってくる。「この島はうそつき島ではないのですか?」と質問すれば必ず「YES」と返るはずだ。 この場合、相手のことを質問すると、嘘吐き島と普通島の区別はできない。 違う質問がいる。
例えば、島民に対して「私はこの島の住人ですか?」 けれど実際にそんなことを質問したら気味悪がられるだろうなあ(というかまず未開の島で言葉が通じるのか?)
その論理を父に説明したら、突然こんなことを言い出した。 「でも、嘘吐きと正直のまじった島もあるかもしれない」
それを言い出したらこの手の問題の主旨が変わってしまうよパパン。
……けれど、どうなのだろう。 「正直島と嘘吐き島と両方が半分ずついる島の三島を分けることが、質問だけでできるのだろうか?」
私は、できないと思う。
|
|