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2005年04月25日(月) ■ |
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『リルリル』 |
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今朝、呼び鈴を何回も鳴らす音で目が醒める。 こんな朝早くから誰だと思い玄関を開けるとリルリルが立っていた。 「*,/@m;:;☆☆☆♪」 リルリルは母国語で挨拶をするが何を言っているのかわからない。多分、おはようございますではないだろうか。 そう信じてこちらも返す。 「おはようございます。で、どうしたんですか?」 バイリンガルのリルリルは私の問いに答える。 「:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:」
……さっぱりわからん。 この前は回覧板を回しに着ただけだったし、その前は私が落としていたペーパーナイフを届けてくれたのでよくわかったが、今回は手ぶらなのでわからない。 リルリルはボディランゲージをしない。 相手に理解させようという気がないのだろうか。多分、身振り手振りという概念がないのだろう。 リルリルは再び喋る。 「fdsmbkfpddckxoxgrjgirsojisdjgjjjjjjjjj? hahaha」 「リルリルさん、日本語喋れないんですか?」 「喋れるザマス」 お前黙れ。
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