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2005年01月12日(水) ■ |
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このままだと三十秒持ちませんっ!! |
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朝起きると、とてもお腹が痛かった。
痛かった。どれくらい痛いかと言うと、「トイレに行きたい」とか「我慢できない」とかじゃなく、本当に錐でお腹をキリキリやっちゃってるような痛みが襲ってきた。内蔵の位置なんてしらないけれど盲腸ピンポイントでやられているような感覚だった。痛くて動けないのだ。 朝のまどろみも、寝ぼけ眼の今日の午前六時三十五分には存在していなかった。
どれくらい悶えていただろうか、その内痛みが引いた。チャンスである。このままほっとして寝入ってしまえば第二波がくるのは目に見えている。とりあえずトイレに行く。
まだ学校に行くのに時間が会ったので寝る。うん、眠い。 このごろ気付いたのだが、高知の朝は寒い。毛布を出さないと震える。私は寝相が悪いのでよく毛布を蹴飛ばしているのだが(何故か掛け布団は着ていて、下の毛布だけが足元に転がっている)夜明け前寒くて目を覚ます経験をこっちで初めてした。 何者だ高知。
そんなことを全く考えず、起きたら今日の授業の準備をしようと考えていると、朝日が昇っていた。 結局あれ以降眠れなかった。
だって、布団に入ったと同時に、再び腹痛が襲っていたから。 お腹が痛いという気持ちと、寒くて起き上がれないという気持ちが半々で、どっちつかずのまま三十分。布団の中で苦しんでいた。おかしい、確かにあの後正露丸を呑んだのに。正露丸が効かなくなっている?
これから授業を受けるのに、この体でもつのだろうか? 手を伸ばす。 掴んだのは、褐色のビン。私は生まれて初めて、意識的にルールを破ることを自分に許可した。 正露丸のビンには、こう書かれていた。 『十五歳以上は三粒お飲みください』
四粒いった。
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