独り言
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2005年10月01日(土) 閉じた瞳

小高い丘の上
時間さえ無視した僕の髪を撫でたのは…きっとあの日の風

瞳を閉じて何かを思い出そうとするけど
何を思い出していいのかさえわからないよ


この風は
野を駆け
山を追越し
海を切り裂いて
やがてまたここに戻ってくるのだろうか

「えぇ、きっとそう」


なぁ先生
さよならの方法を教えてよ

なぁ先生
諦めは勇気だと教えてよ

知らなくていい事が沢山あった
見なくていいものが沢山あった


夢にぶら下がってはしゃいでいたら
どんどん膨れ上がり
ふわふわと宙に浮いた

太陽は遠く
地面はもう見えない


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