独り言
i| p| f
訳もわからず僕は飛散した破片を拾い集める 1/3程を片付け終わった頃…
…鋭い痛みが走る どうやら破片で指を切った様だ しかし…
…ボトリ
床に鈍く落ちたのは…指? 慌てて左手を見た僕は言葉を失う 人差し指が…ない すぐさま指を拾いあげ僕は元に戻そうと必死で切り口を擦りあわせる 視界が…ザラつく
何がどうなってんだ!?
「…なかなか音楽という言葉が出ませんねぇ。音楽が全てだというなら指が無くなった時点で第一に楽器が弾けなくなる事を心配してもよさそうなのに…クククッ…なんか楽しくなってきましたねぇ。」
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