独り言
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2005年03月27日(日) 退屈をてなずければ、煙草がカラになる事も無い

僕は深海魚が書いたあの読書感想文よりも退屈している

僕は静かの食卓に老婆が飾った赤い花よりも退屈している

僕は水平線の向こうに広がるであろう未知の大陸を夢見る少年の未来よりも退屈している

僕は水曜日の午後三時二十八分よりも退屈している

僕は訪れる者が居ない映画館の隅にたたずむ埃の女王よりも退屈している

僕は教会の天窓に描かれた神の偶像を縁取る黒い絵具よりも退屈している

僕は身に憶えのない罪を十五年と二月きせられ続けた服役囚の最後のうたたねよりも退屈している



全ての景色はBGMを必要としている


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