独り言
i| p| f
全て忘れて 何処か遠くの空の下 水飴でも頬張りながら 「…以前に何処かでお逢いしましたか?」 なんて下らない台詞を うわの空の太陽に投げかける
太陽は 顔色一つ変えず 「えぇ、きっとそうでしょう。あなたがそう思うなら。」 と、つぶやくと また少しだけ時を受け入れ また少しだけ西の方へと傾いた
カラスアゲハが 一秒よりもずっと短い間中 私を光から遠ざけたのは …ちょうど午後三時の事です。
待ち人に許されるのは 腐敗だけだと カラスアゲハが 教えてくれた様な気がした
そんな夢を見た午前三時…五分前。
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