独り言
i p f


2004年07月20日(火) 夢で逢いましょう

全て忘れて
何処か遠くの空の下
水飴でも頬張りながら
「…以前に何処かでお逢いしましたか?」
なんて下らない台詞を
うわの空の太陽に投げかける

太陽は
顔色一つ変えず
「えぇ、きっとそうでしょう。あなたがそう思うなら。」
と、つぶやくと
また少しだけ時を受け入れ
また少しだけ西の方へと傾いた

カラスアゲハが
一秒よりもずっと短い間中
私を光から遠ざけたのは
…ちょうど午後三時の事です。


待ち人に許されるのは
腐敗だけだと
カラスアゲハが
教えてくれた様な気がした


そんな夢を見た午前三時…五分前。


yok |HomePage

My追加