独り言
i| p| f
「最後の夜を迎える時、あなたなら何をしたいですか?」
そんな時でも、 いつもと変わらず平然とした顔でいられたらいいなと思うけど、 どうしようも無い俺は多分人一倍慌てふためき、 焦るが故に何も手に付かず、 意味もなく誰かに電話したり、 意味の無い時計の針を必死で追いかけたり、 最後の最後で惨めに命乞いしたりするんだろうな。
死神にキスだってしかねない。 神様を裏切ってでも生き長らえようとするはずさ。
格好悪すぎて、そんな自分が愛しくなるよ。 笑いたきゃ笑えばいいさ。 俺はどうせもう、 そこには居ないんだから。
|