最底だった。何一つ報われない気がした。総てが無駄だと感じてしまった。まさに道化師の気分だったよ。うつむいた君の姿が目の裏にこびりついて取れないままだ。空回りは僕等の罪だ。許しておくれ。表現というモノについて、今一度考え直す必要がありそうだ。あれじゃ只の排泄行為。一番見せちゃいけない部分を見せてしまったんだろうな。最底を知った次の日には上を向くしか生きる術は無い。そして僕等はまた一つ大きくなろう。沈みかけた太陽を諭すのは一苦労だ…。