けんたのプロレス&演芸論
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2004年01月02日(金) M-1グランプリ2003を見て(その2)

続いて書く。


ぁ‐个と咫  656/700、2位) けんた採点:100点

 島田紳助に「感動した」と言わしめた漫才。ここは爆発力がある。ネタ順に恵まれた感もあるので、差っぴいて考える必要もあるかもしれないが、この日の12本の漫才の中では一番の出来だった。フットボールアワーには悪いが、ここが1位じゃないところにM−1の限界を感じてしまう。
 笑い飯の強みは「雑」の一言で表せる。この場合の「雑」は悪い意味ではない。ぎりぎりでの一発勝負、というときに、「雑」は爆発力を持つ。粗が目立たないから、思い切って出来る。前回三位で騒がれた。彼らは今回、優勝を狙っていた。それなのに、その思い切り。過去、中川家がネタ順先頭で「あきらめての開き直り」で優勝し、ますだおかだが大本命のプレッシャーの中、ガチガチで勝ち上がったことから考えると、彼らの「優勝を狙って」の思い切りの良さは賞賛に値する。
 松本人志が褒めた。センスそのままで技術が向上している、と。次回、さらにセンスを磨き、技術を向上させ、高い優勝意識のもと、思い切りよくステージに立つなら、ここが大本命になる。そうなれば痛快である。


ァ‘鹵拳銃  (608/700、4位) けんた採点:90点

 個性派揃いの決勝の中で、オーソドックスさが仇になった。一番安心して見れる漫才だったし、正直、一番うまい。面白さでもかなり上位。緩急織り交ぜての漫才は、さすがキャリア10年。
 はっきり言ってしまえば、M−1に出ること自体が間違いだった。いや、ここが上位にこれないM−1は、本当に漫才のコンテストなのか。K−1がキックボクシングと違うように、M−1は漫才とは違うのかもしれない。過去にテツ&トモが出たくらいだし。
 二丁拳銃が相手にするべきはここに集う若手ではない。トミーズを、カウスボタンを、阪神巨人を相手にケンカ吹っかければいい。勝てるだけの素地はある。


Α.▲瓮螢ザリガニ  (564/700、7位) けんた採点:60点

 面白い部分は間違いなくあるんだが・・・正直ガッカリ。場数も多く踏んでいて、下手よりは上手なのは確かだが、きつい言葉で言えば、進歩がない。3年連続でオチ前にたれてしまうというのはいただけない。名も売れ、露出も多くなっているのだから、なおのこと磨いていかねば。二人のキャラが強い分、そこに頼りすぎてはいないか。好きなコンビだけに、頑張ってほしいが・・・もうM−1では見なくてもいいや、という気にさえなる。次回がラストチャンスかな?何か変えて来てくれれば・・・実力はあるんだから。


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