(続きです)
何故か二胡を聴いた人は、揃ってあの音色のとりこになります。 とりこになった人たちは、それぞれ贔屓の演奏家がいるようです。大抵が中国の演奏家ですが、有名なところで、チェンミンさん、ウェイウェイ・ウーさん、シェイクーさん、ソウセッシュウさん、などなど。 私は賈鵬芳(ジャー・パンファン)さんの音色が大好きで、朝の通勤で聴くのはここ5年くらい彼のCDばかり。それでも飽きないのだから不思議です。
美しさと切なさと透明感と温かさとしなやかさと強さが渾然一体となった音なんですよね。 ちなみに中国では、人の声に一番近い楽器と言われているそうです。それに加えて、馬のいななきだって、鳥のさえずりだって出せちゃいます。 私も早くソロで聴かせられるくらいになれればいいんですけど〜。 (み)
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