いいこと見聞録

2004年07月15日(木) 板チョコ コミュニケーション

友人が最近お気に入りという正統派ナポリのピッツアが食べられるとうお店に連れて行ってもらった。
地味な某商店街の一角にある店は平日の6時半だというのに店内は予約の客でほぼ満席だった。
楽しみにしていたピッツアは、食いしん坊カップルの発見だけあって納得の味だった。
表面はしっとり、中はモッチモッチ!!生地を噛みしめると、小麦粉の香りがふわぁ〜んと口に広がり気分はう〜んナポリ。
お腹も一杯になり、残ったワインでおしゃべりしていたら
「お料理は他にはいかがですか?」「デザートはいかがですか?」とラストオーダー?と思うほどスタッフが何度も聞きに来る。時計をみるとまだ8時過ぎ。
友人曰く、いつもはこちらから大きな声でスタッフに声かけているとのこと。
「スタッフが増えたのかしらね?」なんてのんびりしていたら、「申し訳ありませんが、外に待っている方がいるので・・・・」と声をかけられた。
食後のコーヒーをそこで飲んでも良かったのだが「待っている人がいるなら出ましょう」と自然な形で私達は出ることにした。
帰り際にオーナーが「今日は申し訳ありません」と私達の席に来てイタリアの板チョコを1枚ずつそっとプレゼントしてくれ笑顔で見送ってくれた。店の外には、蒸し暑い中立って待っている人が3組もいた。
友人によるとチョコレートをもらうのは2回目だそうだ。
前回は原材料を船で運び本場ナポリの窯職人が手掛けた自慢の石窯の話を聞かされた時にお礼に?もらったそうである。
地味な商店街には喫茶店もなく、私達は、駅前のファストフード店で食後のコーヒーを飲むことになってしまったのだが、不満はなかった。
イタリアのあま〜いチョコは私にはちょっと危険なプレゼント。でもオーナーの人柄を感じる「板チョコ コミュニケーション」になんだか心まで幸せになった。
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