奈良出張の折、国立博物館で開催されていた法隆寺展を見に行った。 時節柄、修学旅行生が多く、一際トーンの高い声、 館内を走りまわる音が気になって今ひとつ時空を超えた空想に集中できなかった。 ついでに、久しぶりに東大寺大仏殿の大仏様に会いに行った。 そこには、さらにパワーアップした修学旅行生が群がっていた。 彼らは、見学を本当に楽しんでいるのだろうか?
自分が修学旅行生のことを思い出すと、 夜の記憶以外ほとんど見学した場所の記憶は残っていない。 学校は「日本の歴史を学び・・・」と建前あるいは、 今までそうだったからという思考停止状態で旅行の企画を立てているのだろうが、 ワクワクしながら実社会で役に立ちそうな企画を考えて欲しい。 日本では法律が許さないが、例えばカジノで遊びながら、お金の価値を考えるとか・・・。 <T>
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