日々是精進(マジで)
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いまさら色々思ったこと。(以下ネタバレな上、あまり好意的ではないと思われるので、まだ見てなくて今から見ようと思っている人、並びにシンパの人は見ないほうがよいと思われ)
いや、テレビ本編3回見ただけでも充分素子の神出鬼没っぷりにびっくりしてましたが(ほとんどESPだよ、テレポテレポ・笑)、素子ってそんなに万能になりうるのかヨ、という疑問がまず一つ。 それから、バトーさん。終盤あたり、破綻してるよ、というのが二つ目。
GHOST In THE SHELLを見てない人間があれこれ言う資格はないと言われればそれまでだが、要するに「素子」は、個人の肉体という「サーバー」を捨てて、特有のサーバーに依存する存在ではない、移転自在の意志をもったデータになった、ってことでしょう? しかし、あくまでデータはデータなので、ハード壊しちゃったらおしまいじゃん。がしゃん。 素子は、電脳の海で生きる永遠の存在になってしまったように思えるが、それは電脳体が闊歩する社会の内部限定であって、あの世界においてでさえ、地球上で電脳の行き届いてない場所はない、とは思っていないんだ、私は。だから素子は万能じゃない、と言いたくなる。しかも、サーバが死んだら素子も死ぬのよ?束縛されるハードが巨大化してるだけじゃないか。
物語の筋だが、暴走をはじめたサイバノイドの原因究明と解決が任務だったわけで。被害者は、やっぱり人間じゃないかサイバノイドじゃねえよ。自分たちの声に気付いてもらうために暴走という手段を選んで、その結果殺人を犯さざるをえなかった、そして結局初期化という形で消されていった子供たちの方が、エロいエゴイズムで快楽のためにセクサロイドを手に入れてある意味腹上死した犠牲者たちよりよっぽど哀れで、その行動を責める権利は誰にもないね。 ・・・あの時点で、唯一助かったあの子を責めたバトーに対して、いまさら腹が立って来た・・・
バトーが、自分自身の存在と素子の存在に対して揺らぎを抱いたままなのは理解できるし、その揺らぎが重要なファクターなのだということも理解した上で、やっぱりなんであそこであんなにあんな子供を責めちゃうかなあ、という疑問が沸き起こってしょうがない。刑事だろ、公安だろ?!ヘンなロボット作った会社は責められるべきだが、それに巻き込まれた子供を責めてどうするよ(子供=何しても無罪とは私は思っていない。念のため。でも今回子供=被害者じゃん、思い切り)サイバノイド自体は入れ物でしかないよ。素子だっておんなじように利用してるじゃん。
つか、素子がサルベージしておけば、子供たちのGHOST=データ=魂は、消えずに済んだ気もしないでもない。ただし、やはり素子は万能ではなくて。電脳の海の中でもある程度の制限はあるんだろう多分。ブロックとかファイヤーウォールとかで、硬いサーバーには簡単に入れないみたいだから。
映像は物凄かったです。話も、単に楽しむだけなら十分楽しかった。でも今朝いきなり思い返して急にこう、なんつうの?バトーさんに対してむちゃくちゃ疑問が沸いてきて、困っちゃうっつかあーまーなんだ。そういや今週、ビデオ撮り逃しちゃったよ(苦笑)タチコマのドナドナの後の、バトーさんの苦悩の回は、とてもよくわかる気がして好きだったんだけどなあ。
そんなところです。他にもいろいろ思うところがあるけど、まとまらないのでやめておく。
綾多
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