 can't be alive without you. why don't I miss you
2002年02月18日(月) |
冬季五輪なのにテレビが見れない居間より。 |
なんか夕方に、おかんがテレビに花瓶の水をぶちまけたらしいよ・・・(震)。 こわくて誰もスイッチを入れることが出来ません。ブルブル。 明日の遊戯王までに復活してるように祈るか・・・携帯って水につけちゃった時、希に1日で復活するけど、テレビはどうなんでしょうね・・・ぼや・・・。 まぁ本当は私はテレビッ子ではない為、あまり支障はありません。本当に見ないからね・・・今見てるのって「遊戯王」「ロングラブレター漂流教室」「TRICK2」「おはよう朝日(朝起きると居間で流れているため不可抗力)」の4つです。たまに見忘れるしな・・・まわりみんなが木更津萌えしてる現在、かなりテレビ話題に取り残されていますよ〜(笑)。 なんでテレビが好きじゃないのか昔考えたのですが、たとえばテレビ・ラジオ・映画・舞台のうちで、テレビが一番臨場感がないからだと思います。 舞台<映画<ラジオ<テレビ、じゃないのかなぁ(臨場感の無さ)。だからといって映画も余り観ないんだ。去年観たのって多分4本くらいだしな・・・。そのかわり、芝居はよく行きます。高校生の頃は月の小遣いもバイト代も9割芝居のチケット代に消えてました。月に3〜5回くらい芝居を観てた気がする。今はそんな情熱がないので、1・2ヶ月に1回くらいですが。 でも今月はすでに3回も行きましたヨ!何故かというと高校生の頃から11年も観てた劇団が解散するから。 ロンクディスタンス/MOTHER 大阪公演は昨日終わってしまいましたが、東京公演と九州公演が残っているので、お近くに来るという方はぜひどうぞ。多分当日券は立ち見が出てると思います。前売りは完売。私はあとは福岡公演の楽日に行こうとチケットを取ってるんですが、どうなりますことやら。 ・・・なんか去年の秋に行った前公演の時には全然解散なんて聞こえてこなかったのが、年が明けていきなりこれが最終公演になってしまってビックリした。私が芝居を観るようになったのは、MOTHERの前身(というべきではないかもしれなけど)だった売名行為(升毅・牧野エミ・立原啓助)の「CITYWORKS」という舞台を観てからでした。ちょうど高校生になったばっかりで、映画も行くことも一大イベントだった頃なので、周りは自分より一回りは年上の大人ばかりの桟敷席で観る芝居っていうのはすごい麻薬でしたよ(笑)。この頃から演出をしているG2さんという人がものすごく好きでね。好きというか私にとって十代の頃からエンターティメントの神様のような人なんですよ。たとえばひとつの芝居の中で、それが2時間の公演だとしたら、観客に対して、開演15分で主演クラスのキャラに愛着を持たせる演出が出来る人。そしてまるで上手い手品みたいに出したネタ全てを綺麗に消して幕を引ける人。もうその手管が本当に見事でしかない。大好きすぎる。 この10年以上、プライベートでバテてるときも、この人の芝居を観るたびに私はすごく元気になれた。何かの才能が綺麗に開く瞬間を見るカンジ。ハッピーエンドが多かったけど、幕が降りた瞬間にもうショックで立ち上がれないよなエンディングも幾つかあった。でも全部観た後の感想はいつも一緒で、それは「あー!またやられた!」でした。いい意味でいつでも裏切られた。あのやられたー!って思う瞬間に沸き上がってくる感情が好きでした。観ただけで心が潤う。マイナスになってる気持ちのバロメーターをサクッとゼロに戻せるカンジがする。 私にとってここの芝居はすごく特別でした。でももうすく終わる。あーあ、終わっちゃうよー! 解散、というのは惜しまれて嘆かれるからこそ価値があるんだと思うけど、福岡で本当の最終公演を観るときに、いい散り際が見れたらいいな、と思います。この劇団は終わってしまうけど、私の好きな演出家は芝居を離れるわけではないので、これからも本当に愉しみ。 最後なので、大阪公演は3日×3席を買って、毎日違う友達を連れていきました。最後だから自分の友達に観て貰いたかったらしい・・・(笑)。先週一緒に近鉄小劇場に行ってくれた皆さん、ありがとう。おかげで先週はいい一週間でした。
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