夢の服を着るのが趣味なひとがいて、わたしはその人の部屋で横たわっている。7、8人が周りで眠りはじめている。じっと横たわって、眠りにおち、夢を見始めると、その夢にあった、ワンピースのような服が、自分を包み始める。服ができると、脱がされて、そのひとはどんどん試着してゆく。何度脱がされても、今日は赤と白のギンガムチェックの服しかできなくて、不調だなあ、と思いながら、また眠りにおちた。